【どっちを選べばいい？】ヒアルロン酸とボトックスの違いを徹底解説

「ヒアルロン酸とボトックスの違いってなに？」

「どっちを選べばいいの？」

「それぞれの効果を知りたい」

こんな悩みを抱えていませんか？

ヒアルロン酸とボトックスは、どちらも身体に注入して美容効果を発揮させる成分です。

肌の衰えやシワが気になり、これらの治療を受けてみようかと検討している人も多いと思います。

しかし、自分にはどの治療が合っているのか、そもそも2つの違いは何なのか、いまいち分からないですよね。

そこで本記事では、ヒアルロン酸とボトックスの違いを分かりやすく解説していきます。

この記事を読み終えたときには、それぞれの違いが分かり、自分に合った治療を選べるようになっているはずです。

ぜひ最後まで読んで、参考にしてください。

【一目で分かる】ヒアルロン酸とボトックスの違い

ヒアルロン酸とボトックスには、次のような違いがあります。

	ヒアルロン酸	ボトックス
作用	肌にボリュームを出す	筋肉の張りを和らげる
効果	・肌にハリやツヤが出る ・ほうれい線がなくなる ・頬がふっくらとする ・涙袋ができる ・鼻が高くなる ・目の下のクマが目立たなくなる ・唇に厚みができる	・目尻や眉間のシワがなくなる ・小顔になる ・歯ぎしり・食いしばりが改善される ・自然に口角が上がる ・頭痛が抑えられる ・肩こりが改善される ・ワキガや脇汗が改善される
効果が現れる時期	注入してすぐ	注入後3~7日
持続期間	6~12ヶ月	3~6ヶ月
リスク・副作用	・内出血 ・腫れ ・アレルギー ・不自然な凹凸 ・感染症 ・血管閉塞	・痛み ・赤み ・腫れ ・内出血 ・表情のひきつり ・眼瞼下垂（まぶたの下垂）

ここからは、ヒアルロン酸とボトックスをそれぞれ詳しく解説していきます。

ヒアルロン酸とは肌にボリュームを出すもの

ヒアルロン酸は、元々体内にある保湿能力の高い成分です。

そのヒアルロン酸を注入し、肌にハリツヤやほうれい線を改善する施術を、ヒアルロン酸注射と言います。

注射のため身体への負担は少なく、さらに効果の効き始めが早いことが特徴です。

期待できる効果

ヒアルロン酸注射には、次の効果があります。

ヒアルロン酸は、たった1gで6リットルもの水を保持できるほど、保水力の高い成分です。

その特性で水分を保持して組織を潤すことで、肌のボリュームを増加させ、見た目の若々しさを保つことができます。

ヒアルロン酸注射の効果について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

効果が現れる時期

ヒアルロン酸の効果は、注入してすぐに効果を実感できます。

ただし、ヒアルロン酸が完全に定着して最大の効果が発揮されるのは、基本的に約2週間後です。

効果の持続期間

ヒアルロン酸の効果は個人差がありますが、通常6〜12ヶ月持続します。

時間とともにヒアルロン酸は体内で分解されるので、上記のタイミングで再注射が必要です。

リスクや副作用

ヒアルロン酸のリスクや副作用には、次の症状があります。

ヒアルロン酸注射は安全性の高い施術とされていますが、一時的に内出血や腫れが発生することがあります。

多くは1〜2週間ほどで解消されますが、症状が持続したり身体に何らかの不調が表れた場合は、速やかな医師の診察が必要です。

施術方法

ヒアルロン酸は、注射針を使用して皮膚の下に直接注入します。

麻酔はお客様の希望に合わせて使用することが多いです。

およそ15分ほどで施術は完了します。

費用

ヒアルロン酸注射の平均費用は、1回あたり￥50,000〜￥100,000程度です。

ただし、治療を行う地域やクリニック、使用するヒアルロン酸の量や種類によって異なります。

なお、ヒアルロン酸注射に保険は適用されません。

ボトックスとは緊張した筋肉を緩めるもの

ボトックスは、緊張した筋肉を緩める作用をもつ薬剤です。

特定の筋肉に注入することで、目尻のシワや眉間のシワなど、筋肉の動きによってできるシワを改善することができます。

ボトックスも針で注入するため、施術時間が短く副作用も少ないことが特徴です。

期待できる効果

ボトックス注射には、次の効果があります。

ボトックスは、ボツリヌストキシンから作られたタンパク質で、特定の筋肉の動きを一時的に抑える作用があります。

これにより、表情筋が皮膚を引き締めて形成されるシワが滑らかになり、肌の表面が若々しく見えるのです。

その他のボトックスの効果については、以下の記事をご覧ください。

効果が現れる時期

ボトックス注射の効果は、施術後3〜7日で現れ、2週間後に最大効果を発揮します。

即効性があるヒアルロン酸に比べると、効果を感じるまでは少し時間がかかるかもしれません。

効果の持続期間

ボトックスの効果は通常3〜6ヶ月ほど持続します。

ボトックスの効果は時間とともに薄れ、抑制されていた筋肉の活動が徐々に回復します。

そのため、最初の効果を維持するためには、基本的に3〜6ヶ月ごとの再施術が必要です。

リスクや副作用

ボトックス注射をすると、人によっては次の症状が現れることがあります。

ボトックスを注射する位置が不適切だと、まぶたや眉の下垂が発生する場合があります。

眼瞼下垂含むすべての症状は、1週間〜1ヶ月ほどで治まることがほとんどです。

しかし、いつまでも症状が改善されない場合は、担当医師に相談する必要があります。

施術方法

ボトックスは、注射針を使用して筋肉に注入します。

痛みが不安な場合は、麻酔クリームや笑気麻酔などで痛みを最小限にすることが可能です。

約10分で施術は終了します。

費用

ボトックス注射の平均費用は、1回あたり￥20,000〜￥100,000程度です。

ただし、治療を行う地域やクリニック、使用するボトックスの量によって異なります。

なお、ボトックス注射に保険は適用されません。

【どっちを選べばいい？】2つの施術に関する質問

ここからは、ヒアルロン酸とボトックスに関する質問に回答していきます。

ヒアルロン酸とボトックス、どっちを選べばいいですか？

お悩みに合わせて選びましょう。

例えば、同じシワでもほうれい線ならヒアルロン酸、目尻のシワならボトックスがオススメです。

自分が解決したいお悩みを理解し、医師と相談することで、適切な施術を選ぶことができます。

ヒアルロン酸とボトックス、どっちを先に打てばいいですか？

解決したいお悩みや、施術部位によって順番は変わります。

同時に打つとより高い効果が期待できるケースもあるので、担当医師に相談しましょう。

まとめ｜ヒアルロン酸とボトックスを使い分けて悩みを解決しよう

それでは最後に、本記事のおさらいをしましょう。

ヒアルロン酸とボトックスは、どちらも皮膚の若返りに使われますが、目的と効果は異なります。

ぜひご自身のお悩みに合わせて使い分け、あなたの美しさを引き出してくださいね。

また、ヒアルロン酸やボトックスについてご不明な点がありましたら、お気軽に当院にご相談ください。

無料カウンセリングや公式LINEで、いつでもご相談を承っています。