短期間で小顔に!エラボトックスの効果と持続期間について解説

    「エラボトックスってどんな効果があるの?」

    「効果が現れるのはいつ?持続期間は?」

    「エラボトックスはどんな風に施術するの?」

    エラボトックスに興味がある方で、このような疑問を抱えていませんか?

    多くの方々が若々しさを保つために美容医療を受ける中で、エラのボトックス注射(エラボトックス)はその中でも特に人気の高い治療法のひとつです。

    若々しい印象を維持するために用いられるエラボトックスは、多くの患者様に利用されています。

    しかし、具体的なエラボトックスの効果や持続期間が分からないと、施術に踏ん切りがつかないですよね。

    そこで、本記事では次の内容を解説します。

    • エラボトックスの効果
    • 効果が実感できるタイミングと持続期間
    • 施術方法とリスク

    ぜひこの記事をエラボトックスについて詳しく学び、安心して美容治療を受けるための参考にしてください。

    この記事の監修者

    アーモンドクリニック院長

    Itsuki Nakayama

    中山 樹
    切らない美容医療で、あなたの魅力を引き出します

    資格
    美容外科学会員
    内科学会員
    産業医
    日本救急医学会ICLSプロバイダー
    アメリカ心臓病学会BLSプロバイダー
    アラガン社ヒアルロン酸認定医
    アラガン社ボトックス認定医
    テストステロン治療認定医
    厚労省指定オンライン診療研修

    >>詳細のプロフィールはこちら

    美容医療のプロ
    目次

    エラボトックスで得られる3つの効果

    エラボトックスとは、「ボツリヌストキシン」という薬剤をエラの筋肉である「咬筋」に注射する施術です。

    このエラボトックスを受けることで、次の効果が期待できます。

    • 小顔効果
    • 食いしばりや歯ぎしりの改善
    • 頭痛改善

    ひとつずつ解説していきましょう。

    ①小顔効果

    1つ目は小顔効果です。

    エラの筋肉が張ってしまうと、顎の下部が横に広がって顔がホームベースのようになり大きく見えてしまいます。

    ボツリヌストキシンには張った筋肉を和らげる作用があるので、顔の形が緩やかに変化し、スッキリとした小顔になることができます。

    エラ張りとエラボトックスの関係については、こちらの記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。

    ②食いしばり・歯ぎしり改善効果

    意外に思うかもしれませんが、エラボトックスは食いしばりや歯ぎしりの改善にも効果的です。

    食いしばりや歯ぎしりは、顎の筋肉(咬筋)が過度に緊張することで発生します。

    そのため、顎の噛み合わせ部分にボトックスを注入することで、筋肉の緊張を緩和でき、食いしばりや歯ぎしりを改善することができるのです。

    歯科治療でマウスピース矯正をしても改善がない方や、食いしばりが強くて歯が削れてしまう方にも効果的です。

    ③頭痛の改善効果

    エラボトックスは、頭痛の改善にも効果が期待できます。

    頭痛の一種である緊張型頭痛は、その名の通り筋肉の緊張で起こることが多いです。

    歯ぎしりの原因である咬筋の緊張が強いと、それに連動して側頭筋などの頭を取り囲む筋肉も緊張するため緊張型頭痛の原因となります。

    エラボトックスには筋肉の緊張を緩和する作用があるため、頭痛の改善に役立ちます。

    エラボトックスの効果が実感できるタイミングと持続期間

    エラボトックスの効果が実感できるタイミングと持続期間について、以下に説明します。

    エラボトックスの効果が実感できるタイミング

    エラボトックスの効果が実感できるまでの期間は、術後1〜2週間程度です。

    個人差はありますが、一般的にそれぐらいの期間で効果が現れ始め、ピーク時期は2〜3ヶ月後になります。

    エラボトックスの効果の持続期間

    エラボトックスの効果の持続期間は、通常3〜6ヶ月程度です。

    個人差はありますが、ボツリヌストキシンを注射して3ヶ月〜半年ほど経過すると、緩和された筋肉が徐々に回復して緊張が戻ってきます。

    効果の持続期間は限られているため、定期的な注射が必要です。

    エラボトックスの施術方法とリスク

    続いて、エラボトックスの施術方法やリスクについて説明します。

    エラボトックスの施術方法

    エラボトックスの施術は、筋肉に直接ボツリヌストキシンを注射するという方法です。

    麻酔や手術は必要なく、およそ1分ほどの注射で完了します。

    エラボトックスの副作用・リスク

    エラボトックスには、以下の副作用やリスクがあります。

    1. 痛み:注射による痛みが発生することがあります
    2. 腫れや内出血:注射部位に腫れや内出血が残ることがあります
    3. 感染症:針を使用するため感染症のリスクがあります
    4. 表情の不自然さ:過剰な筋肉の緩和により、表情が不自然になることがあります

    エラボトックスの副作用は自然に良くなる事が多いですが、症状がひどい場合は担当医師に相談してください。

    術後の前後に気をつけるべきポイント

    エラボトックスの施術前後に注意すべきポイントは、以下の通りです。

    入念にカウンセリングをする

    施術前に医師と十分なカウンセリングを行い、自分の状況や希望を明確に伝えることが大切です。

    アルコールや入浴の制限する

    施術前後はアルコール摂取や入浴を控えることで、血行促進を抑え、腫れや内出血のリスクを減らすことができます。

    施術前にメイクを落とす

    施術前にメイクを落とすことで、注射部位が清潔な状態になり、感染症を予防することができます。

    注射部位をアイシングする

    施術前に注射部位を冷やすことで、腫れや痛みを緩和させることができます。

    激しい運動やマッサージを避ける

    施術後しばらくは激しい運動やマッサージを控えることで、エラボトックスの効果を最大限に発揮させることができます。

    これら5つのポイントに注意すれば、エラボトックスの効果を最大限に発揮させ、なおかつ副作用のリスクも抑えることが可能です。

    上記のポイント以外にも、医師からの指示があればしっかりと守ってくださいね。

    エラボトックスのメリット・デメリット

    エラボトックスには、メリットとデメリットがあります。

    メリット
    • 1分程度の注射で終わるから気軽にできる
    • 効果が早めに現れやすい
    • 自然な仕上がりになるので施術をしたとバレにくい
    • 食いしばりや歯ぎしりがが改善されて、生活の質が向上する
    デメリット
    • 3~6ヶ月ほどで効果が切れるので、定期的に注射をする必要がある
    • 骨や脂肪が原因のエラ張りには効果がない
    • 未熟な医師が行うと、効果に個人差が出たり失敗する
    • 注射による内出血や腫れが出ることがある

    エラボトックスのメリットは、効果の即時性や治療の簡便さです。

    一方デメリットとして、効果の一時的な持続期間や副作用が挙げられます。

    しかし、適切なケアと準備を行えばデメリットを最小限に抑えることが可能です。

    エラボトックスを検討する際は、事前に経験豊富な医師としっかりと相談・打ち合わせをしましょう。

    まとめ|エラボトックスの効果を引き出すには医師との相談が大切

    それでは最後に、本記事のおさらいをしましょう。

    本記事のおさらい
    • エラボトックスは、「ボツリヌストキシン」という薬剤をエラの筋肉に注射する美容施術
    • エラボトックスの主な効果は、小顔効果や歯ぎしり改善など
    • エラボトックスの効果が実感できるまでの期間は、注射後3日~2週間程度
    • エラボトックスの効果の持続期間は、約3~6ヶ月
    • エラボトックスの施術方法は、医師による注射が一般的
    • エラボトックスの副作用やリスクは、腫れや痛みなど

    以上のポイントを踏まえると、エラボトックスは効果的で気軽に受けられる美容治療の1つであると言えます。

    しかし、効果には個人差があり、さらに副作用や失敗リスクなどがあるのも事実です。

    効果を最大限に引き出し、失敗リスクを最小限にするには、医師としっかりと相談をすることが大切です。

    エラボトックスの治療に興味がある方は、この記事を参考にして、専門の医師と相談してみましょう。

    当院「アーモンドクリニック」では、最初から医師によるカウンセリングが受けられます。

    ぜひお気軽にご相談ください。

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