額ボトックスで目が小さくなる2つの原因|予防法と対処法も解説

    「おでこにボトックスを打つと、目が小さくなるって本当?」

    「目が小さくなるのを防ぐには、どうしたらいいの?」

    「もし施術後に目が小さくなったら、どうやって対処すればいい?」

    額ボトックスに興味がある方で、こんな悩みを抱えていませんか?

    おでこにボトックスを注射することで、表情シワを改善できる額ボトックスは、多くの患者に人気の施術です。

    ですが「額ボトックスを受けると目が小さくなる」という情報を耳にして、施術をためらっている方もいるのではないでしょうか?

    結論から言うと、確かに額ボトックスで目が小さく見えるケースはありますが、事前に対策をしていれば防ぐことができます。

    今回は、額ボトックスについて次の内容を解説していきます。

    • 額ボトックスで目が小さくなる原因
    • 額ボトックスで目が小さくなるのを防ぐ方法
    • 額ボトックスで目が小さくなったときの対処法

    額ボトックスで失敗しないために、ぜひ最後まで読んでお役立てください。

    この記事の監修者

    アーモンドクリニック技術統括医

    Kenta Umeki

    梅木 健太
    まるで生まれつきのような自然でナチュラルな仕上がり。
    整形感を出しません。

    資格
    美容外科学会員
    内科学会員
    産業医
    日本救急医学会ICLSプロバイダー
    アメリカ心臓病学会BLSプロバイダー
    アラガン社ヒアルロン酸認定医
    アラガン社ボトックス認定医
    テストステロン治療認定医
    厚労省指定オンライン診療研修

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    美容医療のプロ
    目次

    額ボトックスで目が小さくなる2つの原因

    額ボトックスで目が小さくなる2つの原因

    額ボトックスで目が小さくなるのには、主に2つの原因があります。

    • ボトックスが効きすぎている
    • 眼瞼下垂が悪化した

    ひとつずつ解説していきます。

    原因①:ボトックスが効きすぎている

    ボトックスを額に注射すると「前頭筋」という筋肉の働きが抑制され、額のシワを軽減できます。

    しかし、適量以上に注入されると前頭筋が過剰に弛緩し、眉を上げることが難しくなります。

    その結果として、まぶたが重く感じて目が開きにくくなり、目が小さく見える現象が発生するのです。

    原因②:眼瞼下垂が悪化した

    眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、まぶたが正常な位置よりも下がり、上げにくくなる状態のことです。

    この状態でボトックスを注射すると、まぶたを開くのに使っていた前頭筋の動きが抑制されて、まぶたがさらに重くなり、目が小さく見える状態になります。

    眼瞼下垂ではなくても、まぶたにたるみがある人でも同様です。

    額ボトックスで目が小さくなるのを防ぐ4つの方法

    額ボトックスで目が小さくなるのを防ぐ4つの方法

    額ボトックスで目が小さくなる事態を防ぐには、4つの方法があります。

    • ボトックスの注入量を減らす
    • 眼瞼下垂やまぶたのたるみを先に治す
    • ヒアルロン酸注入に変更する
    • 信頼できる医師に注入してもらう

    ひとつずつ解説していきます。

    方法①:ボトックスの注入量を減らす

    初めてボトックス注射を受ける場合は、医師とよく相談して注入量を決定しましょう

    不安を感じる方は、最初は少なめの量から始めて、段階的に量を調整していく方法が推奨されます。

    注入量の少なさから、額のシワが現れるのは早いかもしれませんが、目の開きに関する問題への心配は少なくなります。

    方法②:眼瞼下垂やまぶたのたるみを先に治す

    眼瞼下垂やまぶたのたるみは、おでこのシワを引き起こす原因となることがあります。

    これらの疾患がある場合、ボトックス注射だけでは根本的な問題を解決できず、むしろ目が小さく見える問題を悪化させてしまいます。

    そのため、ボトックス注射よりも先に、これらの疾患の治療を優先させましょう

    眼瞼下垂やまぶたのたるみの治療は、基本的に切開手術が必要と言われていますが、詳しくは眼科の医師に相談してください。

    方法③:ヒアルロン酸注入に変更する

    おでこのシワを改善するなら、ヒアルロン酸注入も効果的な治療法です。

    この施術では、シワやたるみが生じた部分に直接ヒアルロン酸を注入し、肌を引き上げてシワの深さを減らします。

    ヒアルロン酸の効果は注入直後から現れ、おでこの形を整える際にも効果的です。

    しかし、ヒアルロン酸が体内に吸収されると、おでこのシワが再び目立ち始めるため、定期的に施術を受ける必要があります。

    ヒアルロン酸注入の詳しい効果や、メリットデメリットについては、以下の記事をご覧ください。

    方法④:信頼できる医師に注入してもらう

    額のボトックス注射は、注入量や箇所に繊細な調整が求められる、難易度が高い施術です。

    技術力が低い医師による施術では、シワの改善とまぶたの下がり具合のバランスが取れず、結果として目が小さく見えてしまいます。

    このようなリスクを最小限に抑えるためには、高い技術力と経験を持った医師に施術してもらうことが大切です。

    実力ある医師には、次の特徴があります。

    • アラガン社ボトックス認定医である
    • ボトックス注射の症例数が多い
    • メリットだけでなくデメリットも説明してくれる
    • アフターケアもきちんとフォローしてくれる

    クリニックのホームページやカウンセリングなどで、上記のポイントに当てはまるか注目してください。

    額ボトックスで目が小さくなったときの対処法

    額ボトックスで目が小さくなったときの対処法

    実際に、額ボトックスで目が小さくなったときは、どのように対処したら良いのでしょうか?

    結論から言うと、すぐに対処できる方法はありませんが、3ヶ月ほど様子を見ると、自然に症状が治まってきます

    ボトックスの効果は永久的ではなく、通常3〜4ヶ月程度で効果が減少し始め、6ヶ月ほどで大部分が消失します。

    そのため、ボトックス注射による目の小さく見える症状も、時間とともに自然に改善されることが多いです。

    症状が気になる場合は「アセチルコリン塩化物」という薬剤を注入して、ボトックスの作用を弱めるという方法もあります。

    ただし、3日ほどで効果が薄れてしまうので、2,3回ほど注入を繰り返す必要があります。

    ボトックス注射についてよくある質問

    ボトックス注射についてよくある質問

    ここからは、ボトックス注射についてよく聞かれる質問に回答していきます。

    ボトックス注射の副作用はなに?

    ダウンタイム中に、次の症状が現れることがあります。

    • 痛み
    • 赤み
    • 腫れ
    • 内出血
    • 表情のひきつり
    • 眼瞼下垂

    これらの症状を最小限にするには、ダウンタイム中の過ごし方が大切です。

    詳しくはこちらの記事をご覧ください。

    ボトックス注射にはどんな効果があるの?

    ボトックス注射には次の効果があります。

    • 表情シワの改善
    • エラ張りの改善
    • 歯ぎしり・食いしばりの改善
    • ガミースマイルの修正
    • 緊張型頭痛の改善
    • 肩こりの改善
    • 多汗症の改善
    • 花粉症の緩和

    ボトックスの効果については、こちらの記事で詳しく解説しています。

    ボトックスは何回打っても大丈夫?

    はい、大丈夫です。

    3~4ヶ月おきに定期的に注入することで、より効果が長続きします。ただし、それよりも短い間隔で頻繁に打つとボトックスに対する抗体ができて効果が出にくくなります。

    まとめ|額ボトックスで目が小さくなることは防げる!

    まとめ|額ボトックスで目が小さくなることは防げる!

    いかがでしたか?

    それでは最後に、本記事のおさらいをしましょう。

    本記事のおさらい
    額ボトックスで目が小さくなる原因
    • ボトックスが効きすぎている
    • 眼瞼下垂が悪化した
    目が小さくなるのを防ぐ方法
    • ボトックスの注入量を減らす
    • 眼瞼下垂やまぶたのたるみを先に治す
    • ヒアルロン酸注入に変更する
    • 信頼できる医師に注入してもらう

    この記事が、少しでも額ボトックスに対する不安を払拭できたら幸いです。

    他にも、ボトックス注射についてお悩みやご質問がありましたら、アーモンドクリニックの無料カウンセリングにお越し下さい。

    公式LINEでもご相談いただけるので、状況に合わせてご活用ください。

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