
「ヒアルロン酸注入のメリットとデメリットが知りたい」
「ヒアルロン酸注入は自分に合っているのかな?」
「施術に失敗して後悔したくない…」
ヒアルロン酸注入に興味がある方で、こんな悩みを抱えていませんか?
ほうれい線や目の下のクマを改善できるヒアルロン酸注入。
元々ヒアルロン酸は体内にある物質で、安全性が高くて手軽にできる施術として、人気のある美容医療です。
しかし、どんなに安全性が高い施術でもデメリットは存在します。
ヒアルロン酸注入には、どんなデメリットがあるのかをきちんと把握して、自分に適した施術なのか判断しましょう。
本記事では、ヒアルロン酸注入のメリットとデメリットだけでなく、そのリスクの対策も紹介しています。
ぜひ、最後まで読んで参考にして下さい。
ヒアルロン酸注入のデメリット

ヒアルロン酸注入には、次のデメリットがあります。
- 不自然な見た目になることがある
- 一時的な効果しか得られない
- 血管塞栓のリスクがある
- 打ち続けると依存してしまう
ひとつずつ解説していきます。
①不自然な見た目になることがある
ヒアルロン酸を打ち続けたり、医師の技術が伴わないと、不自然な見た目になることがあります。
例えば、ほうれい線を消すためにヒアルロン酸を注入したはずが、かえってほうれい線が目立ってしまったという事例があります。
その他の失敗例は、以下の通りです。
- ほうれい線が目立った
- 表情が不自然になった
- 涙袋が大きくなりすぎた
- 鼻筋が横に広がった
- 頬が高くなりすぎた
- 顎が尖りすぎた
- 皮膚の色味が変わった
- しこりができた
②一時的な効果しか得られない
ヒアルロン酸注入の効果は一時的であり、継続的な注入が必要となります。
ヒアルロン酸は体内に存在する物質であり、時間の経過とともに自然に体内に吸収されていきます。
一度の注入で、効果の持続は半年〜1年ほどです。
使われる製剤によって効果の持続期間は異なりますが、永久的な持続は期待できません。
そのため、ヒアルロン酸の効果を維持するためには、定期的な再注入が必要です。
③血管塞栓のリスクがある
血管塞栓とは、血管内にヒアルロン酸が誤って注入されることで、血管を塞いでしまうことです。
場合によっては、皮膚が壊死したり失明する危険性があります。
血管塞栓が起こることは極めて稀なケースですが、不適切な施術や高頻度の注入によって、血管塞栓のリスクは高まります。
他にも、内出血や腫れ、感染症などのリスクがあることも忘れてはいけません。
④打ち続けると依存してしまう
ヒアルロン酸を打ち続けると、初めの効果に見慣れて、さらにヒアルロン酸を注入したいと依存してしまう恐れがあります。
ヒアルロン酸に依存すると、本来の目的を見失ったり、かえって不自然な仕上がりになることも。
効果を維持するためには定期的な施術が必要ですが、理想の状態と適切な量を十分に考慮し、医師との相談を重ねることが大切です。
ヒアルロン酸注入のメリット

一方で、ヒアルロン酸注入には次のメリットがあります。
- ダウンタイムが少ない
- 傷跡が残らない
- 10分ほどで施術が終わる
- すぐに効果を感じられる
ひとつずつ解説していきます。
①ダウンタイムが少ない
ヒアルロン酸注入は、美容整形の中でもダウンタイム(回復期間)が極めて短いことが、最大の魅力です。
切開を伴わず注射のみの施術であるため、腫れや内出血のリスクも低く、長くても1週間ほどで日常生活に戻ることができます。
②傷跡が残らない
ヒアルロン酸注入は、針を使って注入されるため、大きな傷跡は残りません。
針の刺す小さな穴も、数時間から数日で自然に治癒します。
周囲の人々に施術を受けたとバレにくいことも、ヒアルロン酸注入の大きなポイントです。
③10分ほどで施術が終わる
ヒアルロン酸注入は、注射のみで完結するため、一般的に10分程度で施術が終了します。
従来の治療法と比べて、入院や長時間の施術が不要なので、時間的・金銭的な負担が大幅に軽減されます。
④すぐに効果を感じられる
ヒアルロン酸はその高い即効性により、施術後すぐに効果を感じられます。
例えば、ボトックスのような治療は、注入後に一定の日数が経過するまで待たなければいけません。
しかし、ヒアルロン酸は注入後に皮膚がボリュームアップして、すぐにほうれい線や他のシワが目立たなくなります。
大切なイベントや緊急の場面で、確実に自分を良く見せたいと考える方には、最適な選択です。
ヒアルロン酸注入のデメリットの対策

ヒアルロン酸注入は多くのメリットを持つ一方、デメリットも存在します。
しかし、適切な対策を講じることで、これらのデメリットを大幅に減少させることができます。
具体的には、以下の方法です。
- 信頼できるドクターを見つける
- 追加したいときは第三者の意見を聞く
- 他の施術を検討する
それぞれ解説していきます。
①信頼できるドクターを見つける
ヒアルロン酸注入を成功させるには、実績・経験・知識を持った医師を選ぶことが大切です。
施術の結果は、医師の技術に大きく依存します。
副作用やリスクの多くは技術不足が原因です。
広告や価格だけでクリニックを選ぶのではなく、医師に施術を任せられるか否かを重視しましょう。
ヒアルロン酸注入の医師を探す際は、次のポイントに注目して探して下さい。
- 日本美容外科学会に所属している
- カウンセリングから施術まで医師が担当している
- ヒアルロン酸注入の症例数が多い
②追加したいときは第三者の意見を聞く
ヒアルロン酸注入の追加を検討するときは、第三者の意見を参考にすることで、適切な量を保つことができます。
繰り返しヒアルロン酸を注入すると、自分の変化に見慣れてしまい、適切な加減が分からなくなる恐れがあります。
信頼できる友人、家族、または担当医からの助言を聞いて「これ以上打つと不自然にならないか」を判断するようにしましょう。
③他の施術を検討する
ヒアルロン酸注入は手軽にできる施術ですが、すべての人に合うわけではありません。
デメリットが気になったり、より長期的な効果を求める場合は、思い切って別の美容施術に切り替えることも有効な方法です。
例えば、目の下のクマを改善したい方は、ヒアルロン酸注入以外にも、経結膜下脱脂法や脂肪注入という方法があります。
どちらも半永久的な効果を得られるので、何度もクリニックに通院したくないという方におすすめです。
それぞれのクマ取りについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

まとめ|ヒアルロン酸注入のデメリットが気になる方は医師に相談しよう

いかがでしたか?
それでは最後に、ヒアルロン酸注入のデメリットとメリットをおさらいしましょう。
- ヒアルロン酸注入のデメリット
-
- 不自然な見た目になることがある
- 一時的な効果しか得られない
- 血管塞栓のリスクがある
- 打ち続けると依存してしまう
- ヒアルロン酸注入のメリット
-
- ダウンタイムが少ない
- 傷跡が残らない
- 10分ほどで施術が終わる
- すぐに効果を感じられる
この記事が、ヒアルロン酸注入がご自分に適しているか判断するための一助となれば幸いです。
他にもヒアルロン酸注入について、お悩みや疑問があれば、専門の医師と相談してみることをおすすめします。
当院アーモンドクリニックでも、専門医師がいつでも患者様のお悩みを受け止め、最適の解決策をご提案いたします。
いつでもお気軽にお越しください。
