ボトックス注射のダウンタイム|施術後に気をつける6つのこと

    効果の高さや手軽さから、多くの人々に利用されているボトックス注射。

    ボトックス注射は、その手軽さからダウンタイムがほぼないと言われていますが、実際にはどうなのでしょうか?

    ダウンタイムの症状や期間、さらに注射後の注意事項などについて、ハッキリと分からないという方も多いと思います。

    ボトックス注射に興味があっても、ダウンタイムがどのようなものか分からないと、安心して治療を受けられないですよね。

    そこで本記事では、ボトックス注射のダウンタイムについて次の内容を解説します。

    • ダウンタイムの症状
    • ダウンタイム中に気をつけること

    この記事を読むと、ボトックスのダウンタイムに対する不安が解消され、安心して治療を受けることができます。

    ぜひ最後までお読みください。

    この記事の監修者

    アーモンドクリニック院長

    Itsuki Nakayama

    中山 樹
    切らない美容医療で、あなたの魅力を引き出します

    資格
    美容外科学会員
    内科学会員
    産業医
    日本救急医学会ICLSプロバイダー
    アメリカ心臓病学会BLSプロバイダー
    アラガン社ヒアルロン酸認定医
    アラガン社ボトックス認定医
    テストステロン治療認定医
    厚労省指定オンライン診療研修

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    美容医療のプロ
    目次

    ボトックス注射にダウンタイムはほとんどない

    ボトックス注射にダウンタイムはほとんどない

    結論から言うと、ボトックス注射後のダウンタイムはほとんどありません。

    なぜならボトックスは注射式の治療であり、身体が受けるダメージがごく僅かなためです。

    ダウンタイムの症状が現れたとしても、症状は軽いことが多く、ほとんどの場合は数日〜1週間程度で治まります。

    ボトックス注射のダウンタイムで起こりうる5つの症状

    ボトックス注射のダウンタイムで起こりうる5つの症状

    ボトックス注射にはほとんどダウンタイムはないと説明しましたが、人によっては次の症状が出ることがあります。

    • 痛み
    • 赤み
    • 腫れ
    • 内出血
    • 表情のひきつり
    • 眼瞼下垂(まぶたの下垂)

    痛み、赤み、腫れ、内出血は注射部位に生じることがあります。

    また、注射の技術やボトックスの投与量が不適切な場合には、表情のひきつりや眼瞼下垂が発生する可能性があります。

    眼瞼下垂とは、まぶたが垂れ下がってしまうことです。

    額・眉間にボトックスを注入した場合に、眼瞼下垂になってしまうケースがあります。

    こちらの症状は1週間〜1ヶ月程度で治まっていきます。

    もし「いつまで経っても症状が治まらない」「治るどころか悪化してきた」という場合は、担当医師に相談してください。

    ボトックスのダウンタイム中に気をつける6つのこと

    ボトックスのダウンタイム中に気をつける6つのこと

    ボトックス治療の副作用を最小限に抑えるために、ダウンタイム中は次のことに注意してください。

    • 注射部位に触らない
    • 注射部位をこすらない・マッサージしない
    • 激しい運動・入浴・飲酒は避ける
    • すぐに横にならない
    • 痛みが強い場合はアイシングする
    • 注射後3ヶ月間は避妊する

    それぞれ解説していきます。

    ①注射部位に触らない

    注射して間もないのに注射部位を触ると、皮膚常在菌が体内に侵入して感染症を起こす恐れがあります。

    痛みや腫れを悪化させないためにも、施術後3時間はむやみに触らないようにしましょう。

    ②注射部位をこすらない・マッサージしない

    注射部位をこすったりマッサージをすると、ボトックス製剤が他の部位に流れてしまう場合があります。

    そうすると効果が薄れたり、必要ない筋肉にボトックスが作用してしまい、希望に沿わない仕上がりになってしまいます。

    施術後5日間は、できるだけ施術部位に刺激を与えないように注意してください。

    ③激しい運動、入浴、飲酒は控える

    ボトックスは熱に弱いので、体温が上昇すると効果が損なわれてしまいます。

    激しい運動と入浴と飲酒はできれば1週間、最低でも施術当日は避けるようにしましょう。

    ④注射後すぐに横にならない

    注射後すぐに横になると、ボトックスが正しい位置に定着せず、他の部位に流れてしまう可能性があります。

    ボトックスを注射して3時間後は、横にならずに椅子に座った状態でいてください。

    ⑤痛みが強い場合はアイシングする

    注射部位が痛む場合は、濡れたタオルやガーゼに包んだ保冷剤で冷やしてください。

    アイシングすることで、注射部位の痛みや腫れを緩和することができます。

    ただし、冷やしすぎは禁物です。

    ⑥注射後3ヶ月間は避妊する

    ボトックスが精子や卵子、胎児にどのような影響を与えるか、未だ解明されていません。

    そのため、ボトックスの効果が持続する3ヶ月間は、男女ともに避妊する必要があります。

    以上6つのポイントに注意すれば、ダウンタイムの症状を抑えられ、ボトックスの効果を最大限に引き出すことができます。

    また、上記の注意事項だけでなく、担当医師から指示があった場合は必ず守りましょう。

    【必ず確認】ボトックス注射を受けられない人

    【必ず確認】ボトックス注射を受けられない人

    下記のいずれかに当てはまる方は、基本的にボトックス注射を受けられません。

    安全性が確立されていなかったり、ボトックスの効果が正しく発揮されない可能性があるからです。

    • 心疾患または肝・腎疾患
    • 慢性的な呼吸器障害
    • 閉塞隅角緑内障
    • 薬剤過敏症
    • 神経筋伝達機構の障害
    • 妊娠中、授乳中、妊娠予定でその配偶者
    • アミノグリコシド系抗生物質を服用している
    • 抗凝固薬を服用している
    • 過去のボトックス治療でアレルギー反応があった

    上記以外にも疾患を持っている、または他の薬を服用している場合は、忘れずに医師に報告してください。

    ボトックス注射についてよくある質問

    ここからは、ボトックス注射についてよくある質問に回答していきます。

    ボトックスにはどんな効果がありますか?

    注入する部位によって異なります。下記の表をご参照ください。

    注入部位効果
    目尻目尻のシワ改善・予防
    眉間眉間のシワ改善・予防
    エラ小顔効果
    食いしばり・歯ぎしり改善
    頭痛の改善
    多汗症の改善
    肩こりの改善

    それぞれの効果について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

    ボトックスの効果は何日後に現れますか?

    個人差はありますが、注入して3日〜1週間後に現れることが多いです。

    ボトックスの効果はいつまで続きますか?

    個人差はありますが、3〜6ヶ月ほど効果が持続します。

    ボトックスの医師を選ぶときはどこに注目すれば良いですか?

    次のポイントに当てはまるか注目してください。

    • アラガン社ボトックス認定医であるか
    • ボトックス注射の症例数が多いか
    • カウンセリングで副作用やリスクをちゃんと説明するか

    これら全てに当てはまる場合は、技術力が高く信頼できる医師である可能性が高いです。

    まとめ|ボトックス注射のご相談はアーモンドクリニックへ

    専門院の為、カウンセリングから全て医師が行う

    それでは最後に、本記事のおさらいをしましょう。

    本記事のおさらい
    • ボトックス治療のダウンタイムはほぼない
    • 人によっては痛みや赤みなどの症状が出るが、1週間程度で改善されていく
    • ダウンタイム中は「注入部位を触らない」「運動・入浴・飲酒を控える」「避妊する」などの注意事項がある
    • 疾患を抱えていたり薬を服用している人は、ボトックス治療を受けられない可能性が高い

    この記事で、少しでもボトックスのダウンタイムに対する不安が解消できたら幸いです。

    また、ダウンタイム以外にボトックスについてご不明な点がありましたら、アーモンドクリニックにご相談ください。

    当院ではカウンセリングから施術まで、全て医師が担当するので、専門知識を交えながら患者様の不安を解消していきます。

    カウンセリングのお時間が取れない場合は、公式LINEでのご相談も承っているので、いつでもお気軽にご相談ください。

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