ボトックス注射で得られる8つの効果｜表情シワから花粉症まで解決

「目尻や眉間にシワができて、実年齢よりも老けて見える…」

「エラが張って顔が大きく見えちゃう…」

「肩こりがなかなか治らなくて辛い…」

こんなお悩みを解決してくれるのがボトックス注射です。

ボトックスは、ボツリヌストキシンというたんぱく質で作られた薬剤で、表情シワやエラ張りなどの悩みを解決します。

この記事では、ボトックス注射で得られる8つの効果を紹介していきます。

「これも解決できるの!?」と驚くような効果もあるので、ぜひ最後までご覧ください。

ボトックス注射とは｜筋肉の動きを弱めて美容効果を得る注射

ボトックス注射は、筋肉の働きを弱めてシワを減少させる美容治療です。

ボトックスはボツリヌストキシンというたんぱく質で作られた薬剤で、一時的に筋肉の動きを抑制する作用があります。

これにより、表情によるシワやエラ張りなどの悩みを解決できます。

【表情シワから花粉症まで解決】ボトックス注射で得られる8つの効果

ボトックス注射は多岐にわたる効果が期待できます。

それぞれの効果を解説します。

効果①：表情シワの改善

表情シワとは、笑ったときの目尻や、驚いたときに眉を上げたときの額のシワなど、表情ごとに作られるシワのことです。

同じ表情を頻繁に作ることで、その表情に対応する筋肉が過剰に働き、結果的にその部位のシワが定着してしまいます。

そこで、筋肉の動きを抑えるボトックスを注射することで、表情シワを改善できます。

また、ボトックスはシワの予防にも効果的です。

効果②：エラ張りの改善

エラ張りとは、咬筋（こうきん）という筋肉が緊張してエラが張ってしまい、顔が横に広がった状態のことです。

この咬筋にボトックスを注入すると、横に広がったエラが引き締まり、エラ張りの改善と小顔効果を同時に実現できます。

ちなみに、エラ張りには4つの種類があり、咬筋の発達でエラが張るタイプを「筋性エラ張り」といいます。

「筋性エラ張り」以外のタイプは、ボトックス注射の効果が見込めないので注意してください。

エラ張りのタイプについては、こちらの記事でご紹介しています。

効果③：歯ぎしり・食いしばり改善

緊張したりストレスを感じているときは、交感神経が優位になって筋肉が緊張してしまいます。

口周りにある「咬筋」も例外ではありません。

咬筋が緊張すると、歯ぎしり・食いしばりが起こりやすくなります。

そこで咬筋にボトックスを注入すると、筋肉を緩めて歯ぎしりや食いしばりが改善できます。

効果④：ガミースマイルの修正

ガミースマイルとは、笑ったときに歯ぐきが見えすぎてしまう状態のことです。

原因は様々ですが、上唇を上げる筋肉（上唇挙筋や上唇鼻翼挙筋）の発達も一因としてあげられます。

そのため、筋肉の発達がガミースマイルの原因となる場合、ボトックス注射を行うことで上唇が過度に上がるのを防ぎ、ガミースマイルを改善できます。

ただし、骨格や歯並びなどが原因の場合は、ボトックス注射だけではガミースマイルを改善できません。

ボトックス注射を選択する前に、自身のガミースマイルの原因は何かを、医療専門家と十分に相談する必要があります。

効果⑤：緊張型頭痛の改善

緊張型頭痛は、頭部全体または後頭部に締め付け感がある頭痛です。

首や肩、頭部の筋肉の緊張や精神的ストレスで発生すると言われています。

そのため、筋肉の緊張を緩和するボトックスを注射することで、緊張型頭痛の症状を改善することが期待できます。

効果⑥：肩こりの改善

首の後ろから背中の中心部には「僧帽筋（そうぼうきん）」という筋肉があります。

この僧帽筋が強ばっているのが、肩こりの主な原因です。

そこで、筋肉の緊張を弱めるボトックスを注射すると、辛い肩こりの症状を緩和できます。

効果⑦：多汗症の改善

ボトックス注射には、多汗症の改善にも効果的です。

皮膚表面にある汗腺に注入することで、発汗を促す「アセチルコリン」という伝達物質の動きが抑えられ、大量の汗を止めることができます。

汗の量を減らすことで、ワキガのきつい臭いも軽減されるので、ワキガに悩んでいる方にもおすすめできます。

効果⑧：花粉症の緩和

先述した「アセチルコリン」は、副交感神経の働きを促し、鼻水や目のかゆみといった花粉症の症状も悪化させます。

そこで鼻にボトックスを滴下することで、アセチルコリンの放出が抑えられ、花粉症の症状を軽減できます。

ボトックス注射による治療は、従来の薬で発生する眠気などに悩まなくていいところが大きなメリットです。

ボトックス注射の効果が現れるのは術後3日目

ボトックス注射の効果は、一般的に注射して3日目に現れ、2週間後には完成しています。

ただし、咬筋や肩周りの筋肉などは筋肉量が多いため、効果を実感するのにもう少し時間がかかるでしょう。

ボトックス注射の効果の持続期間は約3~6ヶ月間

ボトックス注射の効果は、通常3〜6ヶ月程度持続します。

ボトックスの筋肉・汗腺への作用は一時的で、時間とともに徐々に戻ってきます。

そのため、継続的な効果を得るためには定期的な再注射が必要です。

ボトックス注射の効果を長続きさせるには医師の技術力が大切

ボトックス注射の効果を長続きさせるには、上記で触れたように定期的な施術と、技術力のある医師の選択が重要です。

ボトックス注射は安全性や有効性の高い治療法ですが、打つ場所や量を間違えると、効果が思うように発揮できない場合があります。

最大限の効果を少しでも長く維持するためには、技術力のある医師を選ぶことが大切です。

ボトックス注射の医師を探す際は、次のポイントに注目しましょう。

医師の選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

【アーモンドクリニックも採用】ボトックス注射の種類

ボトックス製剤にはいくつかの種類がありますが、当院ではアメリカ製の「ボトックスビスタ」と、韓国製の「NABOTA」を採用しています。

種類①：アメリカ製の「ボトックスビスタ」

ボトックスビスタは、「日本人にとって安全性・有効性が高い」と厚生労働省に唯一承認されたボトックスです。

日本の美容クリニックだけでなく、世界中でも広く使われています。

種類②：韓国製の「NABOTA」

NABOTAは、アラガン社の「ボトックスビスタ」のジェネリック医薬品にあたるボトックスです。

韓国製の製剤の中で、韓国食品医薬品安全庁（KFDA）とアメリカ食品医薬品局（FDA）両方の認可を唯一取得しています。

まとめ｜ボトックス注射の効果で悩みを解決しよう

それでは最後に、ボトックス注射の効果をおさらいしましょう。

ボトックス注射で得られる効果の中に、ご自身のお悩みに合致するものがあれば、一度施術を検討してみてはいかがでしょうか。

もし、ボトックス注射を受ける上でお悩みがあれば、当院のカウンセリングや公式LINEをご利用ください。

専門知識を交えながら、分かりやすく疑問にお答えします。

お気軽にご相談ください。