糸リフトで痛いと感じるのはいつまで?痛みが出たときの対処法も紹介

    「糸リフトに興味があるけど、痛いのは嫌だな…」

    「施術中は痛みを感じるの?ダウンタイム中は?」

    「痛みが出たときは、どんな風に対処すればいいの?」

    糸リフトに興味がある方で、このような悩みを抱えていませんか?

    たるみ改善や小顔効果のある糸リフト。

    顔にメスは入れずに糸を挿入するだけなので、他の治療より痛みは少なめです。

    それでもやはり、糸リフトはどれだけ痛みを感じるのか分からないと、怖くて治療を受けられないですよね。

    そこで今回は、次の内容を解説します。

    • 糸リフトで痛みを感じるとき
    • 痛みが出たときの対処法
    • 痛みを早く引かせるダウンタイムの過ごし方

    この記事を読むと糸リフトに対する不安が解消されるので、ぜひ最後までご覧になってください。

    この記事の監修者

    アーモンドクリニック技術統括医

    Kenta Umeki

    梅木 健太
    まるで生まれつきのような自然でナチュラルな仕上がり。
    整形感を出しません。

    資格
    美容外科学会員
    内科学会員
    産業医
    日本救急医学会ICLSプロバイダー
    アメリカ心臓病学会BLSプロバイダー
    アラガン社ヒアルロン酸認定医
    アラガン社ボトックス認定医
    テストステロン治療認定医
    厚労省指定オンライン診療研修

    >>詳細のプロフィールはこちら

    美容医療のプロ
    目次

    施術中の場合|麻酔でほとんど痛みは感じない

    施術中の場合|麻酔でほとんど痛みは感じない

    糸リフトの施術前は、笑気麻酔や局所麻酔を使用するため、施術中に痛みを感じることはほとんどありません。

    ただ、局所麻酔は注射で注入するので、その時に「チクッ」と痛みを感じる場合があります。

    注射に苦手意識を持っている人は、神経が過敏になってより痛みを感じやすくなるかもしれません。

    施術後の場合|3日~1週間ほど痛みが続く

    施術後の場合|3日~1週間ほど痛みが続く

    糸リフトの施術後は、笑ったり口を開けるときに痛みを感じることがあります。

    痛む場所は患者様によって異なりますが、次の部分に痛みを感じる方が多いです。

    • こめかみ
    • 口の中
    • 頭皮

    痛みのピークはだいたい施術後3日目までで、完全に痛みがなくなるのは1週間ほどかかります。

    しかし、クリニックから処方された薬を服用すれば、気にならない程度まで痛みが軽減されるので問題ありません。

    また、糸が顔に馴染んでいけば徐々に痛みを感じなくなります。

    糸リフトが馴染むまでの期間は、1〜2週間ほどです。

    場合によっては1ヶ月ほど時間がかかる場合もあります。

    糸リフトで痛みが出たときの3つの対処法

    糸リフトで痛みが出たときの3つの対処法

    続いては、糸リフト後に痛みが出たときの対処法をご紹介します。

    対処法①:クリニックから処方された薬を服用する

    先ほども触れましたが、糸リフトの治療を受けると痛み止めが服用されます。

    患者様の状態に合わせて処方されるので、適切に服用すると痛みが抑えられます。

    ただし、必ず使用頻度や量を守って使用してください。

    決められた回数や量を守らないと、感染症や炎症の原因となることがあります。

    対処法②:患部を冷やす

    痛みや腫れなどの症状が出てしまったときは、患部を冷やすと効果的です。

    タオルやガーゼに保冷剤を包んで冷やす、という方法で実践してみてください。

    1日数回、1回数分ほどで痛みや腫れが和らぎます。

    対処法③:クリニックに相談する

    薬を服用したりアイシングしても1ヶ月以上痛みが続く場合は、治療を受けたクリニックを再受診しましょう。

    また、1ヶ月経っていなくても痛みが心配な方は、遠慮せずに医師に相談してください。

    不安なことはすぐに医師に相談することが、後のトラブル防止につながります。

    糸リフトのダウンタイムで痛み以外に現れる4つの症状

    糸リフトのダウンタイムで痛み以外に現れる4つの症状

    糸リフトのダウンタイムでは、痛み以外にも次の症状が現れる場合があります。

    • つっぱり感
    • 内出血
    • 肌のでこぼこ感
    • 腫れやむくみ

    具体的にどのような症状なのか、それぞれ詳しく解説していきます。

    症状①:つっぱり感

    糸リフトは、皮下組織に糸を入れてたるみや脂肪を引き上げる施術方法です。

    そのため糸リフトを受けた後は、顔全体が引っ張られるように感じることがあります。

    特に施術直後はつっぱり感を感じやすいですが、術後2〜3週間ほどで改善されることが多いです。

    症状②:内出血

    確率は低めですが、糸リフトによって内出血がでる場合があります。

    こめかみや目元、口元などの部分に黄色い色素沈着が残りやすいです。

    2週間〜1ヶ月ほどで消えてなくなります。

    症状③:肌のでこぼこ感

    糸リフトを受けると、肌表面がでこぼこになったというケースが多々あります。

    これは糸を挿入して吊り上げたときに、肌表面が歪んでしまったことが原因です。

    歪みは一時的なものなので、2週間〜1ヶ月ほど経てば自然に治ります。

    症状①のつっぱり感と一緒に生じるケースが多いです。

    症状④:腫れやむくみ

    糸を挿入した部分が、腫れたりむくんだりすることがあります。

    使用した麻酔の量が多いと、むくみが起こりやすいです。

    腫れやむくみは1〜2週間ほど経過すれば、スッキリと引いていきます。

    糸リフトの痛みを早く引かせるダウンタイムの過ごし方

    糸リフトの痛みを早く引かせるダウンタイムの過ごし方

    施術後はクリニックから薬が処方されると言っても、できるだけ痛みを早く引かせたいですよね。

    そこで続いては、痛みを早く引かせるダウンタイムの過ごし方をご紹介します。

    ダウンタイム中に気をつけるべき点は、以下の通りです。

    • 口を大きく開けない
    • お酒・激しい運動・サウナを控える
    • 顔のマッサージやレーザー治療はしない
    • 施術箇所に触らない
    • 仰向けで眠るようにする

    ひとつずつ解説していきます。

    ①口を大きく開けない

    食事中や笑ったりするときに、大きく口を開けると痛みを感じやすくなります。

    術後1週間は、口を大きく開けないように意識して過ごしましょう。

    ②お酒・激しい運動・サウナを控える

    お酒や激しい運動、サウナは血行を促進させます。

    血行を促進させると内出血や腫れが生じやすくなり、それに伴って痛みも感じることがあります。

    糸リフトの治療後3日間は、特に意識して飲酒などを避けるようにしましょう。

    長風呂や熱いお風呂も要注意です。

    ③顔のマッサージやレーザー治療はしない

    顔のマッサージやレーザー治療は、顔に強い刺激を与えます。

    糸が馴染む前に刺激を与えると、つっぱり感が強くなったり痛みが生じることがあります。

    完全に糸が馴染むまで1ヶ月程度はかかるので、それまで顔のマッサージやレーザー治療はお休みしてください。

    ④施術箇所に触らない

    施術箇所に触ると、細菌が侵入して感染症を引き起こしてしまう恐れがあります。

    感染症の症状は痛みや腫れ、発熱など様々です。

    傷口が気になってつい触りたくなりますが、糸が馴染むまでの1ヶ月間はむやみに触らないようにしてください。

    ⑤仰向けで眠るようにする

    糸リフト後は、仰向けで眠るようにしましょう。

    横向きやうつ伏せで眠ると、患部が圧迫されて痛みやつっぱり感を感じやすくなるためです。

    いつもは横向きで寝るという人も、施術後3日間は仰向け姿勢で眠るように意識してください。

    糸リフト後に気をつける事については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

    まとめ|糸リフトで痛みを最小限にするにはクリニック選びも重要

    まとめ|糸リフトで痛みを最小限にするにはクリニック選びも重要

    いかがでしたか?

    糸リフトで痛みを感じるのは、施術後のダウンタイム中であることがほとんどです。

    クリニックからの薬を服用したり、ダウンタイム中の過ごし方に気をつければ、痛みは最小限に抑えられます。

    今回の記事で、少しでも糸リフトに関する不安を解消できたら幸いです。

    また、他にも糸リフトについてご不明な点などがありましたら、お気軽に当院のカウンセリングや公式LINEをご利用ください。

    当院の医師やスタッフが、皆さんの疑問に丁寧にお答えします。

    いつでもお気軽にお問い合わせください。

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