目の下のたるみはなぜできる?3つの原因と今すぐできる改善法を紹介

schedule2023.08.26  update 2024.07.15

目の下のたるみ、気になっていますか?

加齢や日常の習慣、そして保湿不足など、さまざまな要因が影響しているこの悩み。

ある日突然、鏡を見たときに「このたるみ、いつから?」と驚かれた方も多いのではないでしょうか?

私たちが日常で無意識にしている行動や習慣が、実は目の下のたるみを引き起こしていることも…。

今回は、たるみの原因から、家でできる簡単なケア方法、さらにはクリニックでの治療方法まで、たるみに関する情報を徹底的にお伝えします。

この記事を読めば、あなたもたるみ知らずの明るい目元を手に入れられるので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者

アーモンドクリニック技術統括医

Kenta Umeki

梅木 健太
まるで生まれつきのような自然でナチュラルな仕上がり。
整形感を出しません。

資格
美容外科学会員
内科学会員
産業医
日本救急医学会ICLSプロバイダー
アメリカ心臓病学会BLSプロバイダー
アラガン社ヒアルロン酸認定医
アラガン社ボトックス認定医
テストステロン治療認定医
厚労省指定オンライン診療研修

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美容医療のプロ
目次

目の下のたるみはなぜできる?3つの原因を解説

目の下のたるみはなぜできる?3つの原因を解説

目の下がたるんでしまうのは、主に3つの原因が挙げられます。

  • 眼輪筋の衰え
  • 保湿成分の減少
  • 眼窩脂肪の突出

それぞれの原因を解説します。

原因①:眼輪筋の衰え

目の下のたるみの大きな要因が、眼輪筋(がんりんきん)の衰えです。

眼輪筋は、まぶたを閉じる際に活動する筋肉です。

この筋肉が年齢とともに衰えると、皮膚を支えられなくなり、たるみが生じやすくなります。

現代では、長時間のスマホ使用やパソコン作業により、眼輪筋に過度な負担がかかって、若い世代でも目の下がたるみやすくなっています。

眼輪筋の健康は、目の下のたるみを予防するために重要な要素です。

原因②:保湿成分の減少

皮膚の保湿成分の減少も、目の下のたるみの原因となります。

皮膚の水分や油分バランスが崩れると、皮膚が乾燥しやすくなり、弾力性を失ってたるみやすくなります。

特に目の周りは皮膚が薄く、乾燥の影響を受けやすい部分です。

冬場や乾燥した環境にいる人は、目の周りがカサカサになることがあり、それが長期化するとたるみの原因となります。

目の周りの保湿ケアは、たるみを予防する上で欠かせない手段です。

原因③:眼窩脂肪の突出

眼窩脂肪は、目を保護し、外部の衝撃から守る役割をもつ脂肪組織です。

しかし、年齢とともに、その脂肪が前方に突出しやすくなることが知られています。

40代以上の人々のなかで、目の下のたるみを感じる人の多くが、この眼窩脂肪の突出の影響を受けています。

年齢とともに眼窩脂肪の配置が変わることが、目の下のたるみの原因のひとつです。

ここまでたるみの原因を解説してきましたが、自分では原因を特定できないという方も多いと思います。

そういった場合は、美容クリニックで診断を受けて原因を特定してもらうことをオススメします。

当院でも医師による無料診断を承っているので、お気軽にご相談ください。

自力で治す!目の下のたるみを改善する4つの方法

自力で治す!目の下のたるみを改善する4つの方法

たるみの原因が「眼輪筋の衰え」「保湿成分の減少」の場合は、次の方法がたるみ改善に有効です。

  • 長時間スマホやパソコンを使わない
  • 肌を保湿する
  • 紫外線対策をする
  • 目元をこすりすぎない

それぞれの方法を生活に取り入れて、目の下のたるみを解消しましょう。

方法①:長時間スマホやパソコンを使わない

スマホやパソコンの長時間使用は、目元の負担を増加させます。

画面を見続けることで、目の周りの筋肉が疲れやすくなるからです。

休憩を挟み、適切な画面の明るさや位置を保つなどの対策を取りましょう。

たるみだけではなく、目の健康を保つためにも、スマホやパソコン使用の際は適切な休憩をとることが求められます。

方法②:肌を保湿する

肌の保湿は、目の下のたるみを防ぐ基本になります。

乾燥した肌はハリを失いやすいです。

高保湿のアイクリームや美容液を使うと、目元の乾燥を予防できます。

保湿ケアは日常のスキンケアに取り入れることが重要です。

方法③:紫外線対策をする

紫外線は肌老化の大敵なので、対策は欠かせません。

紫外線はコラーゲンを破壊し、肌を乾燥させて老化を早めます。

日焼け止めを常に塗り、サングラスや帽子で目元を守ることが大切です。

紫外線対策は年間通して行うことで、肌の若々しさを保つことができます。

方法④:目元をこすりすぎない

目元をゴシゴシとこすると、皮膚の乾燥につながり、たるみだけでなくシワの原因にもなります。

洗顔をする際や目をこするときに、力を入れすぎないように注意しましょう。

日常のケアを見直し、摩擦を最小限に抑えることが大切です。

即効性あり!美容クリニックで行うたるみ治療法

即効性あり!美容クリニックで行うたるみ治療法

たるみの原因が「眼窩脂肪の突出」である、もしくはすぐにたるみを改善したいという場合は、美容クリニックで治療を受けるのが適切です。

目の下のたるみ治療には、次の方法があります。

  • ハムラ法
  • 経結膜下脱脂法
  • 脂肪注入
  • ヒアルロン酸注射

自分に合った治療法を見つけて、目の下のたるみを改善しましょう。

①ハムラ法

ハムラ法は、皮膚の余分な部分を切除することで、たるみを引き上げる手術法です。

目の下の皮膚が非常にたるんでいる場合、この方法が選択されることが多いです。

たるみが重度である場合に有効な治療法と言えます。

②経結膜下脱脂法

経結膜下脱脂法は、余分な脂肪を取り除く手術法です。

目の下の脂肪が原因のたるみに対して行われます。

脂肪の付きやすい体質の方や、加齢により脂肪がたまった方に適しています。

脂肪の除去により、スッキリとした目元を取り戻すことが可能です。

後述する脂肪注入やヒアルロン酸と組み合わせることで皮膚のたるみにも対応できます。

③脂肪注入

脂肪注入は、ボリュームを持たせるための治療法です。

脂肪の減少によるたるみやくぼみに対して行われます。

自分の脂肪を採取し、目の下に注入することでボリュームアップできます。

自然な仕上がりを求める方に適した治療方法です。

④ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射は、たるみやくぼみを即時的に改善する治療法です。

ヒアルロン酸は保湿力が高く、皮膚のボリュームを補う効果があります。

クリニックでの治療時間は短く、ダウンタイム(回復するまでの期間)も少ないため、多くの方が選ぶ方法です。

短時間での治療で、目元の若返りを実感できます。

それぞれの治療法に関するメリットとデメリットは、こちらの記事で解説しているので参考にしてください。

目の下のたるみトレーニングはオススメしない!シワや色素沈着の原因に

目の下のたるみトレーニングはオススメしない!シワや色素沈着の原因に

ネット上では多くのたるみ改善トレーニングが紹介されていますが、逆にシワや色素沈着を引き起こす可能性があります。

先ほども説明したように、目の下は皮膚が非常に薄く繊細です。

強くマッサージしたり過度なトレーニングをすると、皮膚に摩擦や刺激が生じ、目尻シワや色素沈着の原因となります。

トレーニングやマッサージに頼る前に、美容クリニックで医師に相談することをオススメします。

目の下のたるみをカバーするメイクのやり方

目の下のたるみをカバーするメイクのやり方

適切なメイクで、目の下のたるみを上手にカバーできます。

「今すぐたるみをメイクで隠したい!」という方は、ぜひ試してみてください。

用意するもの
  • 少し明るめの液状コンシーラー
  • ナイロンブラシ
  • フェイスパウダー
メイク手順
  1. たるみ部分にコンシーラーをつける(涙袋にはつけない)
  2. ナイロンブラシで放射線状にぼかす
  3. フェイスパウダーをつける

このメイクでは、涙袋にコンシーラーをつけないことがポイントです。

涙袋にまで塗ってしまうと目が小さく見えてしまいます。

また、フェイスパウダーをつけるときは、目元がサラサラになるまでつけてください。

少しでもコンシーラーで湿っていると、時間が経つにつれてヨレてしまいます。

上手にメイクをして、目の下のたるみを隠しましょう。

まとめ|目の下のたるみの原因を知って、今日から対策しよう

まとめ|目の下のたるみの原因を知って、今日から対策しよう

いかがでしたか?

それでは最後に、本記事のおさらいをしましょう。

本記事のおさらい
目の下のたるみの原因
  • 眼輪筋の衰え
  • 保湿成分の減少
  • 眼窩脂肪の突出
対策方法
  • 長時間スマホやパソコンを使わない
  • 肌を保湿する
  • 紫外線対策をする
  • 目元をこすりすぎない
美容クリニックでの治療法
  • ハムラ法
  • 経結膜下脱脂法
  • 脂肪注入
  • ヒアルロン酸注射

今回解説した原因と対策方法を踏まえて、ご自身の目元のたるみが解決できれば幸いです。

また、美容クリニックでの治療に興味がある方は、当院アーモンドクリニックにお問い合わせください。

カウンセリングから施術まで、全て医師が行うので安心してご相談いただけます。

公式LINEでのご相談も承っているので、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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