
「ヒアルロン酸を顔に打つと、パンパンに腫れてしまうって本当?」
「注射後に顔がパンパンになったらどうしたらいい?」
「そもそもどうして顔が腫れたり、膨れ上がってしまうの?」
こんな悩みを抱えていませんか?
ヒアルロン酸注射は、若々しい肌を手に入れられる安全性の高い施術ですが、稀に顔がパンパンになってしまうケースがあります。
けれど、原因を知って適切な対策を講じれば、顔の膨れを未然に防ぐことは可能です。
そこで今回は、次の内容を解説します。
- ヒアルロン酸注射で顔がパンパンになる理由
- 顔がパンパンになったときの対処法
- 顔がパンパンにならないための予防策
この記事を読めば、ヒアルロン酸注射を安心して受けられるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。
ヒアルロン酸注射で顔がパンパンになる2つの理由

ヒアルロン酸注射で顔がパンパンになる主な理由は、主に2つあります。
- 副作用による腫れ
- 注入する量や位置が不適切
それぞれの理由を解説していきます。
理由①:副作用で腫れたから
ヒアルロン酸注射は一般的には安全性の高い処置ですが、人によっては施術後に腫れが生じることがあります。
注射による免疫反応や、ヒアルロン酸が水分を吸収してできる浮腫みが主な原因です。
施術後の腫れは比較的一般的な反応のため、過剰に心配する必要はありません。
理由②:注入する量や位置が不適切だったから
ヒアルロン酸の注入量や位置が適切でないと、顔が不自然に膨らんだりしこりになる場合があります。
これは主に、医師の技術不足が原因です。
ヒアルロン酸注射は高難度な技術が求められるので、プロによる適切な施術が重要になります。
ヒアルロン酸注射で顔がパンパンになったときの対処法

ヒアルロン酸注射で顔がパンパンになったときの対処法は、次の方法が挙げられます。
- 1~2週間ほど様子を見る
- 患部を冷やす
- ヒアルロン酸溶解酵素を注入する
ひとつずつ解説していきます。
対処法①:1~2週間ほど様子を見る
多くの場合、注射後の腫れや違和感は一時的なものです。
通常は何もせずとも自然に治まるので、1〜2週間ほど様子を見ましょう。
対処法②:患部を冷やす
顔が腫れていて熱を持っている場合は、数分ほど冷やしてみましょう。
冷やし方は、保冷剤をタオルやガーゼで包んで軽く押し当てるという形です。
保冷剤を直接当てると凍傷になる恐れがあるので、必ずタオルなどで包んで使用してください。
「1回数分ほど冷やす」を1日にこまめに行うと、腫れを抑えられます。
対処法③:ヒアルロン酸溶解酵素を注入する
過度な膨れや腫れが1ヶ月以上続く場合は、ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸溶解酵素)を注入する方法があります。
ヒアルロニダーゼは、ヒアルロン酸を分解してくれる酵素です。
このヒアルロニダーゼを注入すると、数日から2週間ほどでパンパンになった顔を元に戻すことができます。
注入したヒアルロン酸の量が多い場合は、完全に分解するために2回以上ヒアルロニダーゼを注入する場合もあります。
ヒアルロン酸注射で顔がパンパンにならないための予防策

ヒアルロン酸注射で顔がパンパンになるのを防ぐためには、次の方法があります。
- 体温を上昇させる行為はしない
- 注入部位に触らない
- 腕のいい医師に施術してもらう
- 短期間に打ち過ぎない
ひとつずつ解説していきます。
予防策①:体温を上昇させる行為はしない(飲酒、サウナなど)
施術当日は、体温を上昇させる行為を控えるようにしましょう。
具体的には過度なアルコール摂取、サウナ、長時間の入浴、激しい運動などです。
体温が上がると血行が良くなって、結果的に腫れが治りにくくなります。
施術して2〜3日後であれば、普段通りに過ごしても大丈夫です。
予防策②:注入部位に触らない
注入部位をマッサージしたり、むやみに刺激したりすると、腫れや膨らみが悪化する場合があります。
また、施術して間もないうちに刺激すると、ヒアルロン酸が移動して不自然な仕上がりになってしまいます。
できるだけ注入部位は触らないようにして、マッサージやエステなども施術後1ヶ月は控えるようにしてください。
予防策③:信頼できる医師に施術してもらう
先ほども触れたように、ヒアルロン酸注射は難易度の高い施術です。
顔が過度に腫れずに、ヒアルロン酸の効果を最大限に発揮するには、信頼できる医師が重要になります。
実力があり、信頼できる医師には次の特徴があります。
- カウンセリングが丁寧
- 日本美容外科学会に所属している
- 症例数が多い
信頼できる医師については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
ぜひご覧ください。

予防策④:短期間に打ち過ぎない
短期間に何度も打ったり、一度に多量のヒアルロン酸を注入すると、身体が適応する前にパンパンに膨れ上がる可能性があります。
ヒアルロン酸の打ち過ぎには、次のようなリスクもあります。
- 皮膚が伸びる
- 肌の色味が変わる
- しこりになる
- 顔のバランスが悪くなる
- より高い効果を求めて依存してしまう
ヒアルロン酸は、半年〜1年に1回のペースで打つのがオススメです。
効果が弱まるタイミングで注入するので、身体に馴染みやすく、継続的な効果を実感できます。
ヒアルロン酸注射についてよくある質問

ここからは、ヒアルロン酸注射についてよくある質問に回答していきます。
- 顔がパンパンになること以外に、ヒアルロン酸注射の副作用やリスクはありますか?
-
次のような副作用・リスクが起こることがあります。
- 内出血
- 痛み
- アレルギー
- 感染症
- 血管閉塞
- ヒアルロン酸を受けられない人はいますか?
-
下記に該当する人は、施術ができない場合があります。
- ケロイド体質である
- 同部位への注入間隔が一ヶ月に満たない
- ヒアルロン酸以外のものを注入している
- 抗凝固薬を服用している
- 薬剤過敏症である
- 妊娠・授乳している(もしくは妊娠予定)
- ヒアルロン酸注射には、どんな効果がありますか?
-
主に8つの効果があります。
- 保湿
- シワやたるみの改善
- 唇のボリュームアップ
- 顔のやつれ改善
- 鼻の形状の改善
- 涙袋の形成
- シャープな輪郭の形成
- 目の下のクマ改善
効果について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
埋没二重整形・切らない美容医療専…【症例写真を公開】ヒアルロン酸注射で得られる8つの効果 美容の分野で注目されているヒアルロン酸注射ですが、いまいちどんな効果があるのか分からない、という人は多いと思います。この記事では、ヒアルロン酸注射で得られる8つ…
まとめ|ヒアルロン酸注射で顔がパンパンになることを防ごう

それでは最後に、本記事のおさらいをしましょう。
- ヒアルロン酸注射で顔がパンパンになるのは「副作用」や「不適切な施術」が理由
- 和らげるための対処法は、患部を冷やしたり、必要に応じてヒアルロン酸溶解酵素を注入すること
- 予防策としては、適切な医師に施術してもらい、体温を上昇させる行為を避けることが重要
この記事で、少しでもヒアルロン酸注射に対する不安を払拭できたら幸いです。
他にもヒアルロン酸注射について、お悩みやご質問がありましたら、当院の無料カウンセリングへお越しください。
当院の医師がお話を伺い、お客様の不安を取り除きます。
また、公式LINEでもご相談いただけるので、お客様に合わせてご活用ください。