「切らない人中短縮に興味がある」
「人中を短縮して顔の雰囲気を変えたい」
と考えている方は多いことでしょう。
人中を短縮すると、若々しくかわいらしい印象や、上向きのぷるんとした唇を手に入れることができます。
しかし、皮膚を切ったり縫ったりするのは抵抗がある方もいますよね。
そこでこの記事では、ボトックスやヒアルロン酸、糸リフトなどを使った切らない人中短縮施術についてご紹介します。
手軽にできる人中短縮に興味がある方は、ぜひご覧ください。
人中短縮ってどういうこと?
まずは「人中(じんちゅう)」について解説していきましょう。
人中とは、鼻と上唇の間にある縦の溝のこと。
凹んでいる部分は目で見てもわかるため、認識しやすいかと思います。
一般的に、鼻の下から唇の真ん中と、唇の真ん中からあご先までの比率が1:2になるのが理想的といわれています。
さらに、人中の長さが短いほど、端正で整った顔であると認識されることが多いのです。
そのため、人中を短縮したいと考える人は多いもの。
ある程度まではメイクで人中を短く見せることはできますが、より効果的に人中短縮をしたいのであれば、クリニックでの施術がおすすめです。
人中短縮のメリット
では、人中を短縮することでどのようなメリットが得られるのでしょうか。
ここでは3つのポイントをご紹介します。
若々しく見える
顔全体のバランスや唇の形などによるため一概には言えませんが、一般的に人中が短いと若々しくかわいらしい印象に見られる傾向にあります。
反対に、人中が長いと老けて見えやすいため、人中短縮を意識したメイクが流行していると考えられます。
唇がふっくら立体的に見える
人中が長いと鼻の下部分が間延びするため、顔や唇に平面的でのっぺりとした印象を与えます。
一方、人中が短いとキュッと引き締まった印象になるため、対比的に唇がふっくらとして見えやすくなります。
小顔効果がある
個人差はありますが、人中が長いと面長感が生まれ、顔が大きく見えてしまうことがあります。
人中短縮で顔が引き締まって見えることにより、面長感が解消され、小顔効果を実感できることも少なくないでしょう。
人中短縮のデメリット
一方、人中を短縮することにはデメリットも考えられます。
人中を短縮すれば必ず美人になるというわけではないため、施術前にデメリットについてもしっかり確認しておくといいでしょう。
顔のバランスが崩れる
人中が短いと整った顔立ちに見られることが多いのですが、これはあくまでも一般論。
顔のバランスやパーツの大きさなど個人差があるため、必ずしも美人になるという確約はありません。
ただ人中を短くすると考えるよりも、顔のバランスを整えるという観点から施術の内容を選ぶことが大切です。
唇が強調されすぎる
人中が短くなると、唇が強調されて見える可能性があります。
もともと唇が厚い方や、唇をあまり印象づけたくない方が人中短縮を行うと、唇の存在感が気になることもあるでしょう。
唇を強調させずに人中を短縮することも可能なので、医師とのカウンセリングで細かくデザインすることをおすすめします。
ガミースマイルになる
ガミースマイルとは、笑ったときに口元から歯茎が多く見える状態のことです。
人中を短縮することにより、唇が引き上がり、これまでよりも歯茎が多く露出するようになる可能性があります。
人中があまり長くない人が施術をすることで起こりやすいため、本当に人中を短縮する必要があるのか、医師に相談するといいでしょう。
また、もともとガミースマイルである人が人中を短縮することにより、ガミースマイルがより強調されてしまうことも考えれます。
人中短縮には“切開”が必要?
人中を短縮するには、人中部分を切る必要があるのでは?と考える方が多いことでしょう。
事実、人中短縮施術としてもっとも用いられているのが、切開を伴う「リップリフト」です。
リップリフトとは、鼻の下の皮膚を切除し、上唇を持ち上げることで人中を短くする手術のこと。
人中を数ミリ切除するため、物理的に人中が短くなります。
さらに、縫い合わせる際に上唇が引き上げられることで、唇に立体感を出すことも可能です。
リップリフトの場合、皮膚を切って縫合するため、施術後はしばらく傷が残ります。
また、デザインに不満が残ったとしても、一度切った皮膚を戻すことはできません。
施術には慎重なドクター選びと繊細なデザインが重要となります。
そうした切開を伴う施術が怖い…という方におすすめなのが「切らない人中短縮」です。
リップリフトほど大掛かりな手術をすることなく、手軽に人中を短くすることができます。
切らずに人中短縮する方法
では、切らずに人中を短く見せるにはどのような方法があるのでしょうか。
ここではおすすめの美容医療を5つご紹介します。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸とは、保水力の高いゼリー状の物質で、私たちががもともと持っている成分のひとつ。
そうしたヒアルロン酸を顔のパーツに注入することで、ふっくらとしたハリ感をもたせることができます。
人中を短縮する場合は、上唇の外側部分にヒアルロン酸を注入し、ボリュームを出すことによって人中を短く見せる方法が効果的。
唇をより立体的に見せたい方や、唇の形を整えたい方に特におすすめです。
一方、唇を強調させずに人中短縮したい方には向いていないため、ほかの施術を検討するといいでしょう。
人中短縮ボトックス
ボトックスとは、ボツリヌストキシンから抽出した成分をもとに作られたもの。
一時的に筋肉の緊張をやわらげることができるため、エラの張りやシワの解消に用いられることが多い製剤です。
口を閉じたりすぼめたりするときに使う“口輪筋”という筋肉にボトックスを打つことで、上唇を上向きに反らせ、人中を短く見せることができます。
唇の薄さも気になっている場合、ヒアルロン酸注入との組み合わせもおすすめ。
唇をふっくらと見せつつ、人中をより効果的に短く見せられる組み合わせです。
ハイフ(HIFU)
ハイフ(HIFU)とは、超音波を使ったリフトアップ施術です。
肌の土台となるSMAS層という筋膜にアプローチし、たるみやゆるみに効果を発揮します。
人中短縮を目的としたハイフでは、ハイフを人中に当てて皮下組織を収縮させます。
人中がキュッと引き締まって見えるため、手軽に人中短縮したい方におすすめです。
レーザー治療
上唇や鼻下の内側にレーザーを照射することで、たるんだ皮下組織を引き締め、人中を短く見せる方法もあります。
また、レーザーの種類によっては口腔内から当てられるものもあり、口の中からじんわりと熱を与えることで引き締め効果を狙うことも可能です。
レーザーの種類によるためクリニックが限られますが、ダウンタイムがほとんどない施術ということもあり、手軽に受けられると人気が高まっています。
糸リフト(スレッドリフト)
糸リフト(スレッドリフト)とは、トゲのついた特殊な糸を皮膚の下に挿入し、たるみを解消させるというもの。
人中短縮に糸リフトを利用する場合は、鼻の下に使える短い糸を挿入し、引っ張ることによって上唇を上向きに引き上げます。
ほかの切らない人中短縮施術に比べて費用が少し高くなる傾向にありますが、メスを使って行うリップリフトと同じような効果が得られるため、しっかりと人中短縮効果を感じたい方におすすめです。
切らない人中短縮で顔の印象アップ
人中短縮は、切らない施術でも十分に実現可能です。
切開が必要な人中短縮は、1度切ってしまうと元に戻らないため、まずは切らない人中短縮で様子を見てみたいという方もぜひ切らない施術を試してみてください。
アーモンドクリニックでは、「切らない美容医療」を専門としています。
人中短縮についても、ヒアルロン酸やボトックスにて切らない施術が可能です。
切らない人中短縮で若々しい印象を手に入れたい方は、ぜひ当院にご相談ください。