1ヶ月に1回は早い?医療脱毛のベストな照射間隔を紹介

    「医療脱毛を受けるベストな施術間隔は?」

    「部位ごとの施術間隔を教えてほしい」

    「間隔を空けすぎたらどうしよう」

    医療脱毛に興味がある方で、こんな悩みを抱えていませんか?

    面倒なムダ毛処理から解放される医療脱毛ですが、施術間隔を守らないと、脱毛効果が薄れたり肌トラブルの元になります。

    そういった事態を防ぐために、今回は次の内容を解説します。

    • 医療脱毛を受けるベストな間隔
    • 医療脱毛で間隔を空けるべき理由
    • 間隔を空けなかった、空けすぎた場合の影響
    • 医療脱毛を安全に短期間で終わらせるためのポイント

    適切な施術間隔を知ることで、安全かつスムーズに脱毛を終わらせることができます。

    ぜひ最後まで読んで、参考にしてください。

    この記事の監修者

    アーモンドクリニック技術統括医

    Kenta Umeki

    梅木 健太
    まるで生まれつきのような自然でナチュラルな仕上がり。
    整形感を出しません。

    資格
    美容外科学会員
    内科学会員
    産業医
    日本救急医学会ICLSプロバイダー
    アメリカ心臓病学会BLSプロバイダー
    アラガン社ヒアルロン酸認定医
    アラガン社ボトックス認定医
    テストステロン治療認定医
    厚労省指定オンライン診療研修

    >>詳細のプロフィールはこちら

    美容医療のプロ
    目次

    【部位別】医療脱毛を受けるベストな間隔

    【部位別】医療脱毛を受けるベストな間隔

    医療脱毛の施術間隔は、1〜3ヶ月に1回が推奨されています。

    このペースで進めると、脱毛が完了するまでは大体1年から1年半ほどかかることが多いです。

    ただし、施術する部位によって施術間隔は若干の違いがあります。

    ここからは、VIOや顔など、部位ごとの適切な施術間隔や回数を紹介します。

    全身脱毛:1~3ヶ月に1回

    施術間隔1~3ヶ月に1回
    回数5~6回
    期間5ヶ月~1年半

    脱毛効果が得られる「成長期」の毛は、全体の約20%にすぎません。

    そのため、全ての毛を効果的に脱毛するには、5〜6回の施術が必要になります。

    VIO脱毛:2~3ヶ月に1回

    施術間隔2~3ヶ月に1回
    回数10回
    期間1年半~2年

    VIOの毛は他の部位よりも多くて太いため、脱毛完了までには時間がかかります。

    なお、ある程度の毛を残す場合は8回、毛を残さずツルツルにする場合は10回の施術が必要です。

    ワキ脱毛:2~3ヶ月に1回

    施術間隔2~3ヶ月に1回
    回数5~8回
    期間1年~2年

    ワキ脱毛は、8回の施術を受けると多くの人がツルツルの状態になります。

    ただし個人差があるため、人によっては8回以上の施術が必要になることもあります。

    顔脱毛:1~2ヶ月に1回

    施術間隔1~2ヶ月に1回
    回数8~10回
    期間1年~1年半

    レーザー脱毛はメラニン色素に反応して発揮するため、メラニン色素が薄い顔の毛に対してはあまり効果がありません。

    そのため、顔脱毛には多くの施術が必要になります。

    ひげ脱毛:1~2ヶ月に1回

    施術間隔1~2ヶ月に1回
    回数5~8回
    期間半年~1年半

    ひげは部位よりも毛根が深くレーザーが届きにくいため、複数回の施術が必要になります。

    また、脱毛完了にかかる期間は人によって異なり、半年から2年半の範囲で変わることがあります。

    腕・脚脱毛:1ヶ月半~2ヶ月に1回

    施術間隔1ヶ月半~2ヶ月に1回
    回数5~8回
    期間半年~1年半

    腕や脚の毛は比較的色素が薄いため、レーザー脱毛が反応しやすく効果を感じやすいです。

    そのため、他の部位よりも早く脱毛を完了できます。

    医療脱毛で間隔を空けるべき2つの理由

    医療脱毛で間隔を空けるべき2つの理由

    医療脱毛で施術間隔を空けるべき理由は、主に2つあります。

    • 毛周期に合わせて効果的に脱毛するため
    • 肌トラブルを防ぐため

    それぞれ解説していきます。

    ①毛周期に合わせて効果的に脱毛するため

    医療脱毛では、毛のメラニン色素に反応するレーザーを使って、毛根に熱を与えて破壊します。

    しかし、レーザーは「成長期」の毛にしか効果がありません

    毛には成長期、退行期、休止期という3つの段階があり、毛周期と呼ばれるこのサイクルは約2〜3ヶ月で繰り返されます。

    効果的な脱毛を行うには、成長期に入るタイミングでレーザーを照射する必要があるのです。

    ②肌トラブルを防ぐため

    医療脱毛では、毛根にダメージを与える高出力のレーザーを使用します。

    技術の進歩により、肌への負担は以前よりも大幅に減少しています。

    しかし、レーザーが肌に与える熱により、まれに赤みや炎症などの肌トラブルが発生することがあるのです。

    こういった肌トラブルを避けるためには、施術間隔を適切に設定し、肌に十分な休息時間を与える必要があります。

    医療脱毛の施術間隔を空けなかったときのリスク

    医療脱毛の施術間隔を空けなかったときのリスク

    医療脱毛の施術間隔を空けなかった場合、次のリスクがあります。

    • 施術回数が多くなる
    • やけどを負いやすくなる

    それぞれ解説していきます。

    施術回数が多くなる

    先述したように、脱毛のレーザーは成長期の毛にのみ効果があります。

    しかし、施術間隔を短くしてしまうと、毛が成長期に入る前に照射してしまい、脱毛効果が得られにくくなります。

    このため、1回の施術で効果が得られる毛の量が少なくなり、結果としてより多くの施術が必要になってしまうのです。

    クリニックによっては追加費用がかかることもあるので、施術を受ける際には、クリニックが指示する間隔を守って進めましょう。

    やけどを負いやすくなる

    レーザー照射後の肌は特に乾燥しやすく、敏感になります。

    もし施術の間隔が短すぎると、肌が回復する前に照射することになり、肌への負担が増え、やけどを負いやすくなります。

    脱毛効果を得るためにも、肌の健康を守るためにも、指定された間隔で施術を受けるようにしましょう。

    医療脱毛の施術間隔を空けすぎたときのリスク

    医療脱毛の施術間隔を空けすぎたときのリスク

    施術間隔を空けすぎても。それまでの脱毛効果に大きな影響はありません。

    しかし、間隔が長すぎると、次の施術時には毛が休止期や退行期に入ってしまう可能性があります。

    これにより、脱毛効果が薄れてしまい、脱毛完了までの時間が長くなってしまいます。

    そのため、間隔を空けすぎずに施術を受けることが大切です。

    医療脱毛を短期間で安全に終わらせるための4つのポイント

    医療脱毛を短期間で安全に終わらせるための4つのポイント

    「できれば早く脱毛を終わらせたい…」という方は、次のポイントを意識してください。

    • 紫外線対策をする
    • しっかりと保湿をする
    • 電気シェーバーで自己処理をする
    • 10月以降に脱毛を始める

    ひとつずつ解説していきます。

    ①紫外線対策をする

    医療脱毛のレーザーはメラニン色素に反応するため、毛だけでなく日焼けした肌にも反応してしまいます。

    その場合、やけどを起こす恐れがあるため、レーザーの出力を下げなければいけません

    結果、脱毛効果の低下や施術回数の増加につながって、脱毛完了まで時間がかかってしまいます。

    ②しっかりと保湿をする

    保湿された肌は柔らかくなり、毛が抜けやすくなるため、短期間で脱毛を完了することができます。

    また、保湿をすることで、レーザーによる肌トラブルを防ぐことも可能になります。

    ③電気シェーバーで自己処理をする

    医療脱毛前に行う自己処理にはいろんな方法がありますが、その中でも電気シェーバーがおすすめです。

    電気シェーバーは、毛抜きやワックスと違い毛根が残るため、きちんとレーザーが毛根に反応して脱毛効果を得ることができます。

    肌に直接刃が触れないため、肌を傷つけるリスクも低めです。

    ④10月以降に脱毛を始める

    10月以降は肌の露出が減り、脱毛を始める人が少なくなるため、クリニックは比較的空いています

    この時期に脱毛を開始すると、待ち時間が少なくて済み、効率よく施術を受けることが可能です。

    一方、6月から9月は脱毛を始める人が多くなり、脱毛の予約が取りにくくなります。

    医療脱毛についてよくある質問

    医療脱毛についてよくある質問

    ここからは、医療脱毛についての質問に回答していきます。

    医療脱毛を避けた方がいいときはありますか?

    次の時期には医療脱毛を避けましょう。

    • 日焼けをしているとき
    • 肌荒れが起きているとき
    • 定期的な通院が難しいとき
    • 妊娠中や授乳中でホルモンバランスが崩れているとき

    上記のタイミングで脱毛をすると、脱毛効果が薄れたり、やけどや炎症のリスクが高まってしまいます。

    照射後どのくらいで毛が抜けてきますか?

    照射して2〜3週間するとしっかりと毛が抜けてきます。

    医療脱毛が完了するまでかかる値段はいくらですか?

    クリニックや施術部位、回数にもよりますが総額30万円程度です。

    なお、アーモンドクリニックの医療脱毛の値段はこちらのページをご覧ください。

    まとめ|1~3ヶ月の間隔で医療脱毛を受けよう

    まとめ|1~3ヶ月の間隔で医療脱毛を受けよう

    本記事では、医療脱毛のベストな照射間隔を解説しました。

    解説した内容を参考にして、計画的に施術を進めて、理想の肌をゲットしてください。

    目次