マンジャロのオンライン診療と対面診療の違いを解説|費用が安い・受診が楽なのはどっち?

マンジャロのオンライン診療と対面診療では、診察方法だけでなく、検査の受け方や自己注射の指導、薬の受け取り方にも違いがあります。オンラインなら通院の手間を減らせますが、その場で採血や触診を受けることはできません。
オンラインと対面、どちらを選ぶ?
- 採血や触診が必要な人:対面診療を優先する
- オンライン診療を希望する人:必要な検査や注射指導を受けられるか確認する
- 費用を比較したい人:同じ用量・本数で、診察料・検査料・送料・交通費を含めた総額を比べる
厚生労働省の指針では、オンライン診療で十分な情報が得られない場合、対面診療へ切り替える必要があるとされています。通院のしやすさだけで決めず、自分の健康状態に応じた診察や検査を受けられるかを確認しましょう。
体重管理目的での使用について
- マンジャロは国内で2型糖尿病の治療薬として承認されており、体重管理目的での使用は適応外となる
- 厚生労働省は、美容・痩身目的での使用について、有効性・安全性が確認されていないことや健康被害のリスクを注意喚起している
参考:PMDA「マンジャロ電子添文」、厚生労働省「糖尿病治療薬の美容・痩身目的での使用に関する注意喚起」
この記事では、オンライン診療と対面診療の違いを5項目で比較し、料金や受診の流れ、受診方法ごとに向いている人を紹介します。予約する前に、初診への対応、検査や注射指導の有無、副作用が起きた際の連絡先、支払総額を確認してください。
切らない美容医療専門 アーモンドクリニック
院長 中山 樹 ITSUKI NAKAYAMA
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経歴
- The Children’s Hospital at Westmead 留学
- 順天堂大学医学部 卒業
- 順天堂大学附属順天堂医院 勤務(総合内科・麻酔科・外科)
- 順天堂大学附属順天堂練馬病院 勤務
- 東京都保健医療公社豊島病院 勤務
- 医療法人社団星風会井上病院 勤務(内科・外科)
- 湘南美容クリニック 勤務(新橋銀座口院・秋葉原院)
資格・所属学会
- 美容外科学会員
- 内科学会員
- 日本再生医療学会正会員
- 産業医
- 日本救急医学会ICLSプロバイダー
- アメリカ心臓病学会BLSプロバイダー
- アラガン社ヒアルロン酸認定医
- アラガン社ボトックス認定医
- テストステロン治療認定医
- 再生医療抗加齢学会正会員
- 厚労省指定オンライン診療研修修了
マンジャロのオンライン診療は対面診療と何が違う?

マンジャロのオンライン診療と対面診療には、診察の形式・通院や待ち時間・検査・注射の指導・薬の受け取りという5つの違いがあります。
オンライン診療は自宅などから受診できる一方、その場で採血や触診を受けることはできません。対面診療では、医師が直接体の状態を確認し、必要に応じて検査や自己注射の指導を行えます。
それぞれの違いを確認し、必要な診察や検査を受けられる方法を選びましょう。
診察の形式
オンライン診療ではスマートフォンやパソコンを使い、映像と音声を通じて医師の診察を受けます。一方、対面診療は医療機関へ足を運び、診察室で医師と直接話す形式です。
どちらも医師が患者の状態を確認して診療を行いますが、チャットで問診票を送るだけでは、オンライン診療は完了しません。
診察でできることの違い
| 項目 | オンライン診療 | 対面診療 |
|---|---|---|
| 会話・体調の確認 | 映像と音声を通じて確認する | 診察室で直接確認する |
| 体の状態の確認 | 画面に映る範囲や本人の申告などから判断する | 必要に応じて触診などを行う |
| 診療情報が不足した場合 | 対面診療や検査への切り替えを検討する | 直接診察し、必要な検査を検討する |
オンライン診療を受ける場合は、本人確認ができ、医師と問題なく会話できる環境が必要です。周囲に会話を聞かれにくい場所を選び、事前にカメラやマイクの動作を確認しておきましょう。
また、診察中に医師が十分な情報を得られなければ、対面診療が必要になることもあります。予約前に、初診からオンラインで受けられるか、対面診療への切り替えが必要になった場合はどうするかを確認してください。
参考:厚生労働省「オンライン診療について 国民・患者の皆様へ」、厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」
通院・待ち時間
オンライン診療は自宅などから受診できるため、医療機関までの移動時間や、院内での待ち時間を減らせる点が特徴です。仕事や育児などで通院時間を確保しにくい人にとっては、利用しやすい診療方法といえます。
対面診療では移動や受付の時間が必要ですが、検査に対応している医療機関なら、診察とあわせて採血などを受けられる場合があります。
受診にかかる時間の違い
| 時間の内訳 | オンライン診療 | 対面診療 |
|---|---|---|
| 移動 | 診察のための通院は不要 | 医療機関までの往復が必要 |
| 予約・待機 | 予約時刻にあわせて接続し、診察を待つ | 受付を済ませ、院内で診察を待つ |
| 検査が必要な場合 | 別途、検査先への通院が必要になることがある | 対応する医療機関なら同日に受けられる場合がある |
ただし、オンライン診療でも予約状況によっては待機時間が発生します。採血などを別の医療機関で受ける場合は、その分の移動も必要です。
通院の負担を減らしたい人は、診察の所要時間だけでなく、検査のために来院する必要があるかも予約前に聞いておきましょう。
参考:厚生労働省「オンライン診療について 国民・患者の皆様へ」、厚生労働省「オンライン診療指針に関するQ&A」
血液検査・触診
オンライン診療では、医師が直接体に触れて診察したり、その場で採血したりすることはできません。必要な検査を受けられるかどうかは、診療方法を選ぶ際の大きな違いです。
健康診断やほかの医療機関で受けた検査結果を共有できる場合もありますが、過去の結果だけで診療できるかは医師が判断します。新たに検査が必要になれば、対面診療や検査を受けられる医療機関への受診を案内されることがあります。
検査について予約前に確認すること
| 確認項目 | 医療機関に聞く内容 |
|---|---|
| 必要な検査 | 初診時や治療開始後に、どのような検査が必要か |
| 過去の検査結果 | 健康診断や他院の結果を提出できるか、いつの結果が必要か |
| 新たな検査 | どこで受けられるか、別途費用がかかるか |
マンジャロの電子添文には、投与中に血糖や尿糖を定期的に検査することが記載されています。オンライン診療を選んでも、医師が必要と判断した検査を省略できるわけではありません。
検査結果を手元に持っている人は、受診前に提出方法を問い合わせてください。最近検査を受けていない人は、診察と検査を同じ医療機関で受けられるかも確認しておくと、受診先を選びやすくなります。
参考:PMDA「マンジャロ電子添文」、厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」
注射の指導
マンジャロは自己注射で使用する薬のため、初めて使う人は器具の操作や注射方法について指導を受ける必要があります。
対面診療では、医師などに器具の扱い方を直接確認してもらえます。一方、オンライン診療では映像や説明資料などを使うため、操作が分からなかった場合に質問できるか、自己注射ができることをどのように確認するかが重要です。
注射指導で確認したい3つのこと
- 器具の操作方法と注射する部位を教えてもらえるか
- 操作に迷ったとき、医師や医療スタッフに質問できるか
- 使用済み器具の廃棄方法まで説明してもらえるか
マンジャロの電子添文では、自己注射を行う患者に十分な教育訓練を実施し、患者自身が注射できることを確認するよう求めています。
動画や資料を見ても操作に不安が残る場合は、自己判断で注射せず、処方元へ相談してください。初めて自己注射を行う人は、予約前に指導方法を確認し、必要であれば対面で指導を受けられる医療機関を選びましょう。
薬の受け取り
オンライン診療では薬を自宅などへ配送する医療機関があり、対面診療では院内や調剤薬局で受け取る方法があります。受け取り方によって、薬を手にするまでの日数や必要な費用が異なります。
オンライン診療を利用する場合は、診察当日に薬が届くとは限らない点に注意してください。発送時期や配送地域によって到着日が変わるため、使用開始日を考慮して確認する必要があります。
薬を受け取る前に確認すること
| 確認項目 | 具体的な確認内容 |
|---|---|
| 受け取り方法 | 院内・調剤薬局・配送のどれになるか |
| 発送・到着日 | いつ発送され、何日程度で受け取れるか |
| 配送・保管方法 | 配送時の温度管理と受け取り後の保存方法 |
| 受け取れない場合 | 再配送の条件や問い合わせ先 |
マンジャロは通常、2〜8℃での保存が必要です。配送で受け取る場合は在宅できる日時を選び、届いた後も指定された方法で保管してください。
高温にさらされたり、凍結したりした可能性がある場合は、使用する前に処方元や薬局へ相談しましょう。
薬の配送を希望する人は、送料を含む支払総額、最短の到着予定日、受け取れなかった場合の対応を確認してから予約・申し込みを進めてください。
参考:PMDA「マンジャロ電子添文」、厚生労働省「オンライン診療について 国民・患者の皆様へ」
マンジャロの費用はオンラインと対面でどう違う?

マンジャロの費用は、オンライン診療と対面診療のどちらを選ぶかだけでは決まりません。医療機関ごとの薬剤代に加え、診察料・検査料・送料などによって支払額が変わります。
料金を比較する際は、同じ用量・本数の薬剤代に、診察・検査・配送・通院の費用を加えた総額を確認してください。
オンライン診療で安く受けられる場合がある
自由診療の料金を比較すると、オンライン診療のほうが費用を抑えられるケースがあります。ただし、オンライン診療が必ず対面診療より安いわけではありません。薬剤代は医療機関ごとに設定されているため、受診方法だけで判断しないようにしましょう。
マンジャロ2.5mg・4本の公表料金を比較すると、次のような違いがあります。
2.5mg・4本で比較した自由診療の料金例
| 医療機関・受診方法 | 薬剤代(税込) | 送料(税込) | 薬剤代+送料(税込) |
|---|---|---|---|
| DMMオンラインクリニック/オンライン・単月購入 | 12,500円 | 550円 | 13,050円 |
| テラッセ納屋橋ファミリークリニック/対面・院内受け取り | 16,000円 | 0円 | 16,000円 |
| テラッセ納屋橋ファミリークリニック/オンライン再診・配送 | 16,000円 | 880円 | 16,880円 |
料金確認日:2026年10月8日。処方時の診察料は、DMMオンラインクリニックが0円、テラッセ納屋橋ファミリークリニックが初診・再診とも別途請求なしと案内しています。必要な検査費用や対面診療の交通費は、上表に含まれていません。
なお、テラッセ納屋橋ファミリークリニックでは初診を対面で行い、オンライン診療は医師が可能と判断した再診に限られます。上表は受診条件の異なる医療機関の料金例であり、全国の料金相場を示すものではありません。
参考:DMMオンラインクリニック「メディカルダイエットの料金」、テラッセ納屋橋ファミリークリニック「対面とオンライン再診の使い分け・料金」
同じテラッセ納屋橋ファミリークリニックで比較すると、対面診療の薬剤代は16,000円、オンライン再診で配送を利用した場合は16,880円です。この例では、送料の分だけオンライン再診の支払額が880円高くなります。
料金が気になる人は、希望する医療機関の薬剤代と送料を確認し、診察料や検査料が別途必要かも問い合わせてください。
通院の交通費は抑えられるが、送料がかかる場合がある
オンライン診療は通院のための交通費を抑えられますが、薬を配送してもらう場合は送料が発生することがあります。対面診療では送料がかからない場合でも、電車代やガソリン代などが必要です。
交通費と送料のどちらが高くなるかは、通院距離や配送条件によって変わります。実際の費用を比べるため、前述のテラッセ納屋橋ファミリークリニックを例に計算してみましょう。
交通費と送料を比べる計算例
- 対面診療:薬剤代16,000円+往復交通費1,200円=17,200円
- オンライン再診:薬剤代16,000円+送料880円=16,880円
- 差額:この条件ではオンライン再診のほうが320円安い
※往復交通費1,200円は計算上の仮定です。実際の交通費ではありません。また、診察・検査の追加費用は含めていません。
徒歩で通院できる人なら交通費はほとんどかかりませんが、電車や車で遠方から通う場合は負担が増えます。自分が通院する際の交通費に置き換えて計算してください。
また、オンライン診療を利用しても、採血などの検査を別の医療機関で受ける場合があります。その際は検査先への交通費も必要です。
オンライン診療を検討する際は、送料だけでなく、検査のための通院回数や追加費用も確認しましょう。通院時間を短縮できることと、支払総額が安くなることは分けて考える必要があります。
参考:テラッセ納屋橋ファミリークリニック「対面とオンライン再診の使い分け・料金」
同じ用量・本数で診察料や検査料を含む総額を比較する
マンジャロの料金を比較する前に、薬の用量・本数・購入期間に加え、初診と再診のどちらの料金かをそろえてください。
例えば、同じ「月額」の表示でも、4本分の価格と、複数ヶ月分をまとめて購入した際の月額換算では支払条件が異なります。初回限定価格だけを見て申し込むと、2回目以降の費用が想定より高くなることもあります。
料金表でそろえる条件
| 条件 | 確認する内容 |
|---|---|
| 薬 | マンジャロの用量と本数。他の薬の価格と混同しない |
| 受診 | 初診料・再診料・処方料、相談のみで処方されなかった場合の料金 |
| 検査 | 必要な検査の内容と料金、他院で受ける場合の費用 |
| 受け取り | 送料・クール便料金、院内受け取りの可否 |
| 購入条件 | 単月購入・定期購入の違い、初回限定条件、次回料金、解約条件 |
マンジャロは診察結果によって処方の可否や用量が判断されます。治療中に用量が変更されれば、薬剤代も変わる可能性があります。
そのため、2.5mgの掲載価格だけで長期間の費用を計算するのではなく、医師から説明された治療内容をもとに、今後の支払額を確認することが必要です。
予約前には、医療機関へ「今回の診察と必要な検査で、総額はいくらかかりますか」「次回以降に必要な費用はありますか」と問い合わせてください。定期購入を検討している場合は、配送回数や解約期限もあわせて確認しましょう。
参考:DMMオンラインクリニック「メディカルダイエットの料金」、テラッセ納屋橋ファミリークリニック「対面とオンライン再診の使い分け・料金」
マンジャロのオンライン診療では何を聞かれる?
マンジャロのオンライン診療では、治療目的・身長や体重・病歴・使用中の薬・現在の体調・検査結果・自己注射への不安などを確認します。
質問の内容や順序は医療機関によって異なります。診察時に説明できるよう、これまでの治療歴や服用中の薬を整理し、健康診断などの検査結果があれば手元に用意しておきましょう。
治療目的・現在の身長体重・これまでの治療歴
診察ではまず、糖尿病の治療を希望しているのか、体重について相談したいのかなど、受診の目的を伝えます。
医師が治療の必要性を判断するため、マンジャロを使いたい理由だけでなく、現在困っていることや、これまで受けた治療も説明してください。
診察前にまとめておくメモ
- 相談の目的:糖尿病の治療、体重の変化、現在の治療の継続など
- 現在の身長・体重と、最近の体重の変化
- 食事・運動の取り組み、これまで受けた診療や使った薬
- すでに使用中なら、用量・使用開始時期・最後の注射日・残り本数
すでにマンジャロを使用している場合は、現在の用量や最後に注射した日も伝えましょう。以前に使用を中断したことがあれば、その時期や理由も診察時に説明してください。
なお、希望する体重を伝えただけで処方が決まるわけではありません。マンジャロは国内で2型糖尿病の治療薬として承認されており、体重管理目的での使用は適応外です。
予約時の問診票には、治療目的と過去の治療内容をできるだけ具体的に記入してください。マンジャロの使用が必要かどうかも含め、診察で医師に相談しましょう。
参考:PMDA「マンジャロ電子添文」、厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」
持病・服用中の薬・アレルギー・妊娠や授乳の状況
持病や服用中の薬、薬によるアレルギー、妊娠・授乳の状況も診察で確認されます。いずれもマンジャロを使用できるか、どのような点に注意が必要かを判断するための情報です。
お薬手帳を用意し、他院で処方された薬や市販薬も含めて医師に伝えてください。薬の名前や用量を覚えていない場合は、お薬手帳や薬の袋を見ながら説明しましょう。
診察で必ず伝えたい項目
- 糖尿病の種類、膵炎、胃腸の病気、腹部手術などの既往歴
- 糖尿病治療薬、他の注射薬、経口避妊薬を含む使用中の薬
- 薬の成分に対する過敏症や、過去に起きた副作用
- 妊娠中・妊娠の可能性・妊娠の予定、授乳中かどうか
マンジャロの電子添文では、妊婦または妊娠している可能性のある人への投与は禁忌とされています。妊娠を予定している場合も、治療について事前に医師へ相談する必要があります。
授乳中の場合は、治療上の有益性と母乳栄養の有益性を考慮して、授乳の継続または中止が検討されます。自己判断で授乳を中断したり、薬の使用を始めたりしないでください。
また、持病や薬の名前が分からない場合は、分かる範囲を伝えたうえで診療記録などを確認しましょう。処方を希望していても、病歴や使用中の薬を省略せずに申告することが大切です。
オンライン診療の予約前には、お薬手帳や過去の診療記録を準備し、妊娠・授乳について相談が必要な場合は問診票にも記入してください。
現在の体調・検査結果・自己注射への不安
現在の体調や検査結果に加えて、自分で注射器具を扱えるかどうかも診察で確認します。
吐き気や腹痛などの症状がある場合は、いつから症状があるのか、どの程度続いているのか、食事や水分を取れているかを具体的に伝えてください。
現在の体調や不安を伝えるときの例
| 項目 | 医師に伝える内容 |
|---|---|
| 症状 | 吐き気・便秘・下痢・腹痛が、いつからどの程度あるか |
| 生活への影響 | 食事や水分を取れているか、普段どおりに生活できているか |
| 検査結果 | 検査を受けた日、検査結果の書類や画像、受診した医療機関 |
| 注射の不安 | 手順が分からない、器具を持ちにくい、針が怖いなどの困りごと |
健康診断や他院での検査結果がある場合は、診察時に提示できるよう準備しましょう。ただし、過去の検査結果だけで診療できるとは限りません。
検査結果が手元にない場合や、医師が追加の検査を必要と判断した場合は、対面診療や検査を受けられる医療機関への受診が必要になることもあります。
また、マンジャロを初めて使用する人は、自己注射への不安も遠慮せずに伝えてください。器具の使い方や注射する部位、使用済み器具の処分方法など、分からないことを診察時に質問しましょう。
受診前には、検査結果の提出方法と、自己注射の指導をどのように受けられるかを医療機関へ確認してください。操作に不安が強い場合は、対面で指導を受けられる医療機関も検討しましょう。
参考:厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」、PMDA「マンジャロ電子添文」
マンジャロのオンライン診療が向いている人
マンジャロのオンライン診療は、医師がオンラインで診療できると判断し、必要な検査や自己注射の指導を受けられる人に向いています。
そのうえで、送料を含めた費用を抑えたい人や、仕事・育児などで通院時間を確保しにくい人は、オンライン診療を検討するとよいでしょう。
ただし、通院せずに受診できることと、検査や対面診療が一切不要になることは別です。以下の3つに当てはまるか確認してください。
必要な診療を受けられ、送料込みでも費用を抑えられる人
医師の診察や必要な検査を受けられることを前提に、送料込みの支払総額を抑えたい人はオンライン診療が選択肢になります。
ただし、オンライン診療のほうが必ず安いわけではありません。医療機関ごとに薬剤代や診察料が異なり、オンラインでは送料、対面では交通費がかかる場合があります。
費用を理由に選ぶ前の条件
- 治療目的に対応しており、医師が処方の可否を判断する
- 必要な検査や自己注射の指導を受けられる
- 診察料・検査料・送料を含む総額が予算に収まる
例えば、徒歩で通える医療機関なら交通費はほとんどかかりません。一方、オンライン診療では薬の配送に費用がかかるため、対面診療のほうが安くなることもあります。
また、料金が安くても、必要な検査や注射指導を受けられない医療機関は選ばないようにしてください。診療内容を確認したうえで、同じ用量・本数の料金を比較する必要があります。
費用を抑えたい人は、予約前に「診察料・検査料・送料を含めて、今回の支払総額はいくらですか」と確認しましょう。継続して受診する場合は、再診料や次回以降の薬剤代も聞いておくと安心です。
参考:厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」、DMMオンラインクリニック「メディカルダイエットの料金」、テラッセ納屋橋ファミリークリニック「対面とオンライン再診の使い分け・料金」
医師がオンラインで診療可能と判断し、通院時間を減らしたい人
仕事や育児などで通院時間を確保しにくい人も、オンライン診療を検討できます。自宅などから医師の診察を受けられるため、医療機関までの往復にかかる時間を減らせます。
ただし、オンライン診療を受けられるかは、医師が健康状態や診療情報を確認して判断します。初診から利用できる医療機関もあれば、対面での初診後にオンライン再診へ切り替える医療機関もあります。
通院時間を減らしたいときの相談先
| 現在の状況 | 次の相談 |
|---|---|
| 通院中で、移動が負担 | かかりつけ医にオンライン再診へ切り替えられるか聞く |
| 初めて治療を相談する | 初診からオンラインで受診できるか、必要な診療情報は何か確認する |
| 定期的な検査が必要 | 検査日は対面、ほかの再診はオンラインにできるか相談する |
毎回オンラインで受診する必要はありません。検査や直接の診察が必要な日は医療機関へ行き、それ以外の再診をオンラインにできる場合もあります。
例えば、すでに対面で診療を受けている人なら、これまでの検査結果や治療経過をもとに、オンライン再診へ切り替えられるか相談できるでしょう。
通院時間を減らしたい人は、初診・再診それぞれの対応方法と、検査のために来院する頻度を医療機関へ確認してください。現在治療中の場合は、まず担当医にオンライン診療を併用できるか聞いてみましょう。
参考:厚生労働省「オンライン診療について 国民・患者の皆様へ」、厚生労働省「オンライン診療指針に関するQ&A」
指導後に自己注射ができ、必要な検査や対面受診にも対応できる人
マンジャロは自己注射で使用する薬です。そのため、医師などから指導を受け、自分で器具を扱えることが確認されている人は、オンライン診療を利用しやすいといえます。
ただし、薬を自宅で受け取れることだけでなく、使用中に必要な検査や診察を受けられることも欠かせません。
オンライン診療を利用する前の確認事項
- 指導を受け、注射方法と薬の保管方法を確認できている
- 医師が指示する検査を受け、結果を共有できる
- 体調が変わった際に相談でき、必要なら対面診療を受けられる
初めて自己注射を行う場合は、器具の操作方法や注射する部位について説明を受ける必要があります。オンラインでの説明だけでは不安が残る人は、対面で指導を受けられる医療機関を検討してください。
また、治療中に検査が必要となった場合、別の医療機関へ通院することもあります。忙しくて検査を受けられない場合や、体調が悪くてもオンライン診療だけで済ませたい場合には、十分な診療を受けられないおそれがあります。
オンライン診療を希望する人は、予約前に「自己注射の指導はどのように受けますか」「検査が必要になった場合は、どこを受診しますか」と問い合わせてください。副作用が疑われる症状が出たときの連絡先も、あわせて確認しましょう。
参考:PMDA「マンジャロ電子添文」、厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」
マンジャロの対面診療を優先したい人
マンジャロの対面診療を優先したいのは、直接の診察や検査が必要な人、自己注射に不安がある人、糖尿病の治療方針を詳しく相談したい人です。
オンライン診療は通院の負担を減らせますが、その場で採血や触診を受けることはできません。費用や通いやすさだけで決めず、医師が健康状態を確認するために必要な診察を受けられるか考えましょう。
診療情報が不足し、直接の診察や血液検査が必要な人
これまでの病歴や服用中の薬が分からない場合や、診察に必要な検査結果がそろっていない場合は、対面診療が必要になることがあります。
また、腹痛などの症状があり、医師が触診や血液検査を必要と判断した場合も、対面での診察を優先してください。
対面診療が必要になるケース
- 病歴や使用中の薬が確認できず、処方の可否を判断できない
- 腹痛などの症状について、直接の診察や検査が必要と判断された
- 治療開始前や治療中に、新たな検査を指示された
オンライン診療を予約できても、必ず薬を処方してもらえるわけではありません。問診や診察の結果、医師が追加の検査や対面診療を必要と判断することもあります。
特に、症状の原因が分からないままマンジャロの使用を始めたり、使用中の薬を変更したりすることは避けてください。
なお、強い腹痛が続く場合や、繰り返し吐いて水分を取れない場合は、オンライン診療の予約を待たず、速やかに医療機関を受診してください。
診療情報がそろっていない人は、お薬手帳や健康診断の結果を準備し、初診時に検査を受けられる医療機関を探しましょう。すでにオンライン診療を予約している場合は、事前に必要な書類や検査の有無を問い合わせてください。
自己注射を実施できるか不安があり、直接指導を受けたい人
マンジャロは自分で注射する薬のため、初めて使用する場合は器具の操作方法や注射の手順について指導を受ける必要があります。
説明動画や資料だけでは操作が分からない人、注射に強い不安がある人は、対面で指導を受けられる医療機関を検討してください。
予約時に伝えたい自己注射の不安
- 器具の持ち方や操作方法を実物で教えてほしい
- 手順を間違えずに注射できるか確認してほしい
- 注射への恐怖心があり、自分で続けられるか相談したい
対面診療では、医師や医療スタッフに操作方法を直接質問できる場合があります。ただし、すべての医療機関で同じ指導を受けられるわけではありません。
また、対面診療を選んでも、毎回医療スタッフが注射を行ってくれるとは限りません。自宅での自己注射が前提となる場合もあるため、診察時に確認しておきましょう。
マンジャロの電子添文では、自己注射を行う患者に十分な指導を実施し、患者自身が注射できることを確認するよう求めています。操作方法を理解できないまま、自己判断で注射を始めないでください。
自己注射が不安な人は、予約前に「初回の注射指導は対面で受けられますか」「器具を使った操作確認はできますか」と問い合わせましょう。自分で注射することが難しい場合は、ほかの治療方法も含めて医師に相談してください。
糖尿病の治療方針を対面で相談したい人
2型糖尿病の治療を始める人や、現在使用している薬の変更を検討している人も、対面診療を選択肢に入れましょう。医師が直接診察し、必要な検査結果や服用中の薬を確認したうえで治療方針を相談できます。
ただし、糖尿病の治療だから必ず対面診療になるわけではありません。健康状態や治療経過によっては、医師の判断でオンライン再診を組み合わせることもできます。
糖尿病の治療で相談したいこと
| 相談内容 | 準備する情報 |
|---|---|
| マンジャロの使用を始める・薬を変更する | 現在の治療内容、血糖などの検査結果、お薬手帳 |
| ほかの薬と併用する | 使用中の糖尿病治療薬や注射薬の名前・用量 |
| 通院方法を変更する | 来院できる曜日や時間、検査の予定、オンライン再診の希望 |
厚生労働省は、糖尿病などの慢性疾患について、対面診療とオンライン診療を組み合わせる方法も紹介しています。
すでに糖尿病の治療を受けている人は、新しい医療機関を探す前に、現在の担当医へオンライン再診を利用できるか相談してみましょう。通院回数を減らしたい場合は、検査が必要な日だけ対面で受診できるか聞いてみる方法もあります。
参考:厚生労働省「オンライン診療について 国民・患者の皆様へ」
また、マンジャロはインスリンの代わりとして、自己判断で切り替える薬ではありません。現在使用している薬を中止したり、用量を変更したりする場合は、必ず医師の指示に従ってください。
糖尿病の治療方法を見直したい人は、直近の検査結果とお薬手帳を持参し、現在の治療を続けるべきか、薬の変更が必要かを担当医に相談しましょう。
マンジャロの受診予約前に確認すること
マンジャロの診療を予約する前に、治療目的と保険適用の有無、初診・検査・自己注射指導の条件、副作用が起きた際の対応先を確認してください。
オンライン診療に対応している医療機関でも、初診は対面で行う場合があります。また、薬剤代が予算内でも、検査費用が別途発生するケースや、希望する治療目的に対応していないケースも少なくありません。
予約後に受診方法や費用で困らないよう、次の3つを事前に確認しておくことが大切です。
糖尿病治療と体重管理目的では適応・保険の扱いが異なる
マンジャロは、国内で2型糖尿病の治療薬として承認されています。一方、体重管理や美容・痩身を目的とした使用は適応外です。
オンライン診療と対面診療のどちらを選んでも、承認されている使用目的は変わりません。予約時には、自分の受診目的に対応しているか、保険診療と自由診療のどちらになるかを確認してください。
治療目的と費用の扱い
| 目的 | 予約前に確認する内容 |
|---|---|
| 2型糖尿病の治療 | 医師が治療を必要と判断するか、保険診療に対応しているか |
| 体重管理・美容や痩身 | 適応外使用のリスク、自由診療の総額、ほかの治療方法 |
2型糖尿病の治療では、診断内容や治療の必要性などに応じて保険診療の対象となる場合があります。ただし、糖尿病と診断されていても、マンジャロが処方されるとは限りません。
また、体重管理目的の自由診療料金と、保険診療の自己負担額は単純に比較できないため、注意が必要です。費用を比べる際は、治療目的や保険適用の有無、必要な検査をそろえたうえで判断します。
美容・痩身目的での使用には注意が必要
- 厚生労働省は、美容・痩身目的での使用について有効性・安全性が確認されていないと注意喚起している
- 美容・痩身目的の適応外使用では、重い健康被害が生じても医薬品副作用被害救済制度の給付を受けられない可能性が非常に高い
- 処方を希望する場合も、リスクやほかの治療方法について医師から説明を受ける
自由診療であっても、診察や健康状態の確認を省略できるわけではありません。マンジャロの使用が必要かどうかは、医師が診察結果をもとに判断します。
予約前には、医療機関へ「今回の受診目的に対応していますか」「保険診療と自由診療のどちらになりますか」「診察や検査を含めた費用はいくらですか」の3点を問い合わせてください。
参考:PMDA「マンジャロ電子添文」、厚生労働省「糖尿病治療薬の美容・痩身目的での使用に関する注意喚起」、厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」
初診の対応条件と、検査・自己注射指導の受け方を確認する
オンライン診療を希望する場合は、マンジャロについて初めて相談する人も受診できるか確認してください。「オンライン診療対応」と記載されていても、マンジャロの初診に対応しているとは限りません。
初診からオンラインで受診できるかは、患者の健康状態や医師が把握できる情報、医療機関の診療体制などによって異なります。
予約前に医療機関へ確認したい3つの質問
- 「マンジャロについて初めて相談します。初診からオンラインで受診できますか?」
- 「お薬手帳や健康診断の結果があります。追加の検査は必要ですか?」
- 「自己注射は初めてです。器具の使い方を教えてもらえますか?」
厚生労働省の指針では、患者の基礎疾患などの情報を把握できていない場合、初診から糖尿病用剤などの特に安全管理が必要な薬を処方することには制限が設けられています。
そのため、問診票を入力しただけで処方が決まるわけではありません。医師が十分な情報を得られなければ、対面診療や追加の検査が必要になることもあります。
健康診断や他院の検査結果を提出しても、それだけで診療できるかは医師が判断します。検査項目や実施時期によっては、新たな検査を求められるケースもあるでしょう。
マンジャロを初めて使用する人は、自己注射の指導方法も確認してください。オンラインで説明を受ける場合も、器具を正しく扱えるか医師などによる確認が必要です。
予約時に確認したいのは、初診への対応、検査の内容と費用、自己注射の指導方法の3点です。対面での指導を希望する場合は、初回のみ来院できるかも問い合わせると、受診先を判断する材料になります。
参考:厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」、厚生労働省「オンライン診療について 国民・患者の皆様へ」、厚生労働省「オンライン診療指針に関するQ&A」
副作用時の連絡先と対面受診への切り替え先を確認する
マンジャロの使用を始める前に、副作用が疑われる症状が出た際の連絡先を確認してください。オンライン診療を利用する場合は、処方元への連絡方法だけでなく、対面診療が必要になったときの受診先も把握しておくことが大切です。
特に確認したいのは、連絡方法・対応時間・緊急時の受診先の3つです。診療時間外に症状が出ることも考え、夜間や休日の対応まで調べておきます。
副作用が起きたときに備えて確認すること
| 確認項目 | 医療機関に聞く内容 |
|---|---|
| 処方元への連絡 | 電話・問い合わせフォーム・再診予約など、症状を相談する方法 |
| 夜間・休日の対応 | 診療時間外に症状が出た場合の相談先 |
| 対面診療への切り替え | 処方元で直接診察を受けられるか、別の医療機関への受診が必要か |
マンジャロの使用中には、吐き気・嘔吐・下痢などの症状が現れることがあります。症状が続く場合や普段と違う体調の変化があった場合は、処方元へ相談してください。
次の症状がある場合は、次回の予約を待たずに受診する
- 嘔吐を伴う激しい腹痛が続く:急性膵炎などの可能性があるため、使用を中止して速やかに医師の診察を受ける
- 嘔吐や下痢が続いて水分を取れない:脱水のおそれがあるため、速やかに医療機関へ相談・受診する
- 意識がはっきりしない、呼びかけへの反応が悪い:救急車を呼ぶなど、緊急の対応を取る
強い症状が出ている場合は、オンライン診療の返信や次回予約を待たず、近くの医療機関や救急外来を受診してください。
処方元へ相談する際は、症状が始まった時期や程度、最後に注射した日、使用中の用量を伝えると、状況を説明しやすくなります。自己判断で用量を増やしたり、強い症状があっても様子を見続けたりすることは避けてください。
オンライン診療の予約時には、「副作用が出た場合はどこへ連絡しますか」「夜間や休日はどの医療機関を受診すればよいですか」と質問し、案内された連絡先を控えておくとよいでしょう。
参考:PMDA「マンジャロ電子添文」、厚生労働省「オンライン診療指針に関するQ&A」
マンジャロのオンライン診療を受ける流れ

マンジャロのオンライン診療は、予約・問診票の入力、ビデオ通話での診察、処方内容と費用の確認、薬の受け取りという4つのSTEPで進みます。
ただし、予約すれば必ずマンジャロが処方されるわけではありません。診察の結果、追加の検査や対面診療が必要と判断される場合もあるため、受診前に各STEPの内容を把握しておきましょう。
STEP1. 初診の対応条件を確認して予約・問診票入力をする
最初に、希望する医療機関がマンジャロの初診に対応しているか確認し、診療日時を予約します。予約後は案内に従って問診票を入力し、これまでの病歴や使用中の薬、受診目的を申告してください。
診察時には本人確認書類やお薬手帳、健康診断などの検査結果を求められる場合があります。事前に必要な書類を調べ、診察当日に提示できる状態にしておくとよいでしょう。
予約後、診察までに準備するもの
- 医療機関が指定する本人確認書類
- スマートフォンやパソコン、安定した通信環境
- 病歴・薬・検査結果と、診察で聞きたいことのメモ
問診票では、病名や検査結果が分からない項目を推測で埋める必要はありません。不明な点はそのまま申告し、診察時に医師へ説明します。
また、保険診療を希望する場合は、健康保険の資格確認方法も事前に調べておく必要があります。予約を確定する前に、初診の対応条件と必要書類を医療機関へ問い合わせてください。
参考:厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」、厚生労働省「オンライン診療について 国民・患者の皆様へ」
STEP2. ビデオ通話で診察を受け、治療の適否を確認する
予約時刻になったら、医療機関から案内された方法でビデオ通話に接続し、医師の診察を受けます。問診票の内容をもとに、現在の体調や病歴、これまでの治療について質問されるため、分かる範囲で具体的に答えてください。
マンジャロを使用できるかどうかは、本人の希望だけでなく、診察で確認した健康状態や治療の必要性をもとに医師が判断します。
診察の結果と次の行動
| 判断 | 次にすること |
|---|---|
| 治療・処方が適切と判断 | 用量、使い方、検査や再診の予定を聞く |
| 診療情報が不足 | 追加資料を提出する、案内された対面診察や検査を受ける |
| マンジャロが適さない | 理由を聞き、別の治療や生活面の対応を相談する |
オンラインで十分な診療情報を得られなければ、追加の検査や対面診療を案内されることもあります。希望した薬が処方されなかった場合は、その理由や今後の治療方法を医師に確認することが必要です。
また、自己注射に不安がある人や、現在の体調で気になる症状がある人は、この段階で伝えましょう。注射の指導方法や対面診療への切り替えが必要かどうかも、診察中に確認しておくと安心です。
STEP3. 処方される場合は費用・使い方・配送条件を確認して決済する
診察の結果、マンジャロが処方される場合は、薬の用量や本数、支払総額を確認して決済へ進みます。薬剤代以外に診察料・検査料・送料が発生することもあるため、決済前に追加費用を含めた金額を確認してください。
また、金額だけでなく、自己注射の指導方法や薬の配送条件も確認が必要です。使い方が分からないまま薬を受け取ることがないよう、不明点は支払い前に医療機関へ質問します。
支払い前に確認する項目
- 処方された用量・本数と、今回の支払総額
- 注射の指導方法、次の診察や検査の予定
- 発送予定と受け取れる日、配送中の温度管理
- 定期契約の場合は次回発送・料金・変更や解約の条件
診察から発送までの日数や決済方法は医療機関によって異なります。特に、薬が届くまでの日数は地域や配送状況にも左右されるため、希望した日に受け取れるとは限りません。
すでにマンジャロを使用していて残りの本数が少ない人は、その状況を診察時に伝えてください。次回の注射予定日までに必要な診察・配送が間に合うかを確認し、処方元と今後の予定を相談しておくことが大切です。
参考:厚生労働省「オンライン診療について 国民・患者の皆様へ」、DMMオンラインクリニック「メディカルダイエットの料金」、テラッセ納屋橋ファミリークリニック「対面とオンライン再診の使い分け・料金」
STEP4. 薬を受け取り、保管・注射方法を確認して医師の指示に従う
マンジャロが届いたら、処方された用量・本数と実際に届いた薬が一致しているか確認します。問題がなければ、医療機関から指示された方法で保管してください。
自己注射の手順を十分に理解できていない場合は、使用する前に処方元へ相談する必要があります。薬が届いたからといって、説明を受けずに自己注射を始めることは避けましょう。
受け取り後の確認
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 薬 | 用量・本数が処方内容と一致しているか |
| 保管 | 通常は2〜8℃で保存し、凍結と光を避ける |
| 操作 | 同封の取扱説明書と医療者の指導で、使用方法を理解しているか |
| 継続 | 次の診察・検査の予定と、使用済み器具の廃棄方法 |
マンジャロは通常2〜8℃で保存し、凍結を避ける必要があります。電子添文には、室温で保管する場合は30℃以下で外箱に入れ、21日以内に使用する条件も記載されています。
ただし、凍結した薬は使用できません。配送中の温度管理や受け取り後の保管状況に不安がある場合は、自分で使用可否を判断せず、処方元または薬局へ相談してください。
使用を始めた後も、医師から指示された用量と注射間隔を守ることが必要です。手元にある薬を早く使い切るために注射間隔を縮めたり、体重の変化を急いで自己判断で増量したりしないでください。
体調の変化や器具の操作で困ったことがあれば、次回の診察時に具体的に伝えます。強い腹痛や繰り返す嘔吐などがある場合は、再診の予定を待たずに医療機関を受診してください。
マンジャロのオンライン診療に関するQ&A
マンジャロの受診方法は、医師の判断や医療機関の対応状況によって変更できる場合があります。ただし、オンライン診療を利用しないことと、医師の診察を受けずに薬を購入することは別です。
ここでは、受診方法の切り替えと、対面診療での処方について、よくある質問に回答します。
マンジャロの受診は対面とオンラインで切り替えられる?
マンジャロの受診は、医療機関が両方の診療方法に対応しており、医師が可能と判断した場合に切り替えられます。
ただし、現在の医療機関で受診方法を変更する場合と、別の医療機関へ移る場合では必要な手続きが異なります。特に、初めて受診する医療機関では、対面での診察や検査を求められる可能性があるため、事前の確認が必要です。
切り替えを相談する際の確認
| 切り替え方 | 確認すること |
|---|---|
| 同じ医療機関の対面からオンラインへ | 再診の利用条件、検査時の来院、配送の手続き |
| オンラインから対面へ | 症状に応じた受診先、予約や紹介の方法 |
| 別の医療機関へ変更 | 病歴・処方内容・検査結果の共有方法、新しい受診先の初診条件 |
同じ医療機関で治療を続ける場合も、体調の変化や検査の必要性によっては、オンラインから対面診療へ戻ることがあります。
別の医療機関へ変更する際は、お薬手帳や直近の検査結果を準備し、現在の用量・最後に注射した日・残っている薬の本数を新しい担当医へ伝えてください。薬の重複処方や自己判断による用量変更を防ぐためにも、治療状況を正確に共有することが大切です。
通院の負担を減らしたい人は、まず現在の担当医にオンライン再診へ変更できるか相談してください。他院への変更を希望する場合は、新しい医療機関に初診条件と必要書類を確認したうえで予約します。
参考:厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」、厚生労働省「オンライン診療指針に関するQ&A」、テラッセ納屋橋ファミリークリニック「対面とオンライン再診の使い分け・料金」
マンジャロはオンライン診療なしでも買える?
マンジャロは、オンライン診療を利用しなくても、対面診療で医師が必要と判断すれば処方を受けられます。
ただし、ドラッグストアなどで自由に購入できる市販薬ではありません。マンジャロは処方箋医薬品に分類されており、入手には医師による診察と処方が必要です。
診察を省く入手方法へ進まない
- オンライン診療が難しい場合は、対面診療に対応する医療機関へ相談する
- SNS上の個人売買などで薬を入手しない
- 処方されなかった場合は、理由と今後の対応を医師に確認する
厚生労働省は、SNSなどを通じた医薬品の個人間売買について注意を呼びかけています。正規の流通経路ではない薬には、偽造品や品質が劣化したものが含まれるおそれもあるため、個人からの購入は避けてください。
また、医師の診察を受けても、健康状態や治療目的によってはマンジャロが処方されない場合があります。その際は、処方されなかった理由を確認し、ほかの治療方法について説明を受けることが必要です。
オンライン診療を希望しない人は、マンジャロを取り扱う医療機関に、対面での初診・必要な検査・処方の条件を問い合わせてから受診してください。薬は医療機関や薬局などの正規の経路で受け取ります。
参考:PMDA「マンジャロ電子添文」、厚生労働省「糖尿病治療薬の美容・痩身目的での使用に関する注意喚起」
関連記事:イソトレチノインは市販で買える?購入方法やオンライン診療について解説
マンジャロは必要な診察・検査に対応できる受診方法を選ぶ
マンジャロのオンライン診療と対面診療は、診察方法だけでなく、検査や自己注射の指導、薬の受け取り方に違いがあります。
受診先を選ぶ際は、必要な診察・検査・自己注射の指導を受けられるかを先に確認し、そのうえで費用や通院時間を比較することが大切です。
オンライン診療は通院の負担を減らせますが、採血や触診が必要な場合は対面での受診が求められます。反対に、医師がオンラインでの診療を可能と判断すれば、再診の一部をオンラインに切り替えられる場合もあるでしょう。
現在の状況に合わせた受診方法の選び方
| 現在の状況 | 次に取る行動 |
|---|---|
| 検査結果がなく、持病や体調について詳しく相談したい | 対面診療を予約し、病歴や服用中の薬を伝える |
| すでに通院しており、移動時間を減らしたい | 担当医にオンライン再診の可否と、検査時の通院について相談する |
| 初めてマンジャロを使うため、自己注射が不安 | 対面で注射指導を受けられる医療機関を探す |
| オンライン診療を希望している | 初診の条件、検査・注射指導の方法、緊急時の連絡先、送料を含む総額を確認する |
まだ受診方法を決めていない人は、治療目的・持病・服用中の薬・検査結果の有無・自己注射への不安をメモしておくと、診察時に状況を伝えやすくなります。
医療機関を比較する場合は、「初診からオンラインで受診できますか」「検査や注射指導はどこで受けますか」「診察料や送料を含めた総額はいくらですか」の3点を問い合わせてください。
なお、最初に選んだ受診方法を継続しなければならないわけではありません。体調や検査結果に応じて受診方法を変更できるか、担当医と相談することも可能です。
マンジャロの使用は、医師が治療の必要性を判断したうえで決めるものです。費用や手軽さだけで処方先を選ばず、診察・検査・使用中のフォローまで対応できる医療機関へ相談してください。

